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イーグルスとDBガードナー・ジョンソンが3年48億円の契約で合意

2024年03月13日(水) 16:58


デトロイト・ライオンズのC.J.ガードナー・ジョンソン【NFL】

ディフェンシブバック(DB)C.J.ガードナー・ジョンソンがフィラデルフィア・イーグルスに戻ってくる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地12日(火)に報じたところによると、デトロイト・ライオンズで1シーズンを過ごしたガードナー・ジョンソンが、イーグルスとの3年最大3300万ドル(約48億7,009万円)の契約に合意して、再びイーグルスでプレーすることになったという。

ガードナー・ジョンソンは2022年シーズン、スーパーボウル出場を果たしたイーグルスに見事にフィットして、NFLトップのインターセプト6回をマークした。しかし、その年にフリーエージェント(FA)となり、ライオンズに移籍。ライオンズのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームへの進出という歴史的快挙に貢献したが、大胸筋断裂によってシーズンの大半を欠場した。

ケガから回復し、準備はできていると見られるガードナー・ジョンソンは、本人が火曜日に『X(エックス)』への投稿で述べたように、イーグルスに“飛んで帰る”ところだ。セーフティ(S)シドニー・ブラウンがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの復帰に取り組んでいることから、ガードナー・ジョンソンが先発セーフティの座を確保する可能性もあるが、長年にわたって最大の強みとされていたのは、その汎用性の高さだ。

26歳のガードナー・ジョンソンは、キャリア最初の3シーズンをニューオーリンズ・セインツで過ごした後、イーグルスで1年プレーしてから、前述のようにライオンズに身を置いていた。

グレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェントのトップ101人のリストで全体10位に入っていたガードナー・ジョンソンが今、これまでのキャリアで最高の年を過ごした場所に戻ろうとしている。イーグルスは昨季、素晴らしいスタートを切りながらも途中で失速しており、最後の6試合で5敗を喫し、ワイルドカードラウンドで敗退してシーズンを終えた。センター(C)ジェイソン・ケルシーとディフェンシブタックル(DT)フレッチャー・コックスが引退した今、ガードナー・ジョンソンがイーグルスのロッカールームに貢献すれば、何にも増して有益かもしれない。ガードナー・ジョンソンは以前、イーグルスで1年間プレーした時にエネルギー、タフネス、プレーメイキング能力をチームに提供しており、今度はイーグルスがNFCチャンピオンに返り咲く手助けをすることになるだろう。

【KO】