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トレード要請も2024年はベンガルズでプレーするつもりのWRヒギンズ

2024年04月15日(月) 09:09


シンシナティ・ベンガルズのティー・ヒギンズ【AP Photo/Jeff Roberson】

シンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ティー・ヒギンズは少なくとも当面の間、シンシナティにとどまるようだ。

現地14日(日)、報道陣の取材に応じたヒギンズは、自身の将来に対する願望を語った。

ヒギンズはユースフットボールキャンプの場で『WLWT』に「楽しみにはしている。思ってもみなかったほどシンシーのことは好きになっている。でもほら、楽しみにしている」と話している。

ベンガルズは長期契約の成立を目指しつつ、2月26日にヒギンズにフランチャイズタグをつけた。しかし、ヒギンズは3月11日にトレードを要請している。

とはいえ、現在は状況が落ち着いているようで、ヒギンズは2024年にシンシナティにとどまる見込みだ。クオーターバック(QB)ジョー・バロウのお気に入りのターゲットの1人が残ることに、本人もチームも関心を持っていることを知ったファンは安堵(あんど)のため息をつくことができるだろう。

2023年シーズンは計画通りには進まず、ヒギンズはケガで合計5試合を欠場(ハムストリングのケガが原因で欠場したシーズン第10週から第12週を含む)し、キャリア最低のパフォーマンスを見せていた。ヒギンズはレシーブ42回、656ヤード、タッチダウン5回を記録。ケガは別にして、25歳のヒギンズはまだまだ余力を残しており、ベンガルズで過ごした4シーズンで示してきたスタッツがそれを物語っている。キャリアを通して、ヒギンズはレシーブ257回、3,684ヤード、タッチダウン24回をマーク。ヒギンズが健康を維持し、現在はリハビリに取り組んでいるバロウと少なくともあと1年、共にプレーすれば、この数字はさらに伸びるだろう。

最近、WRジャマール・チェイスとヒギンズの両選手との交渉について話したベンガルズの取締役副社長(EVP)ケイティ・ブラックバーンは、フロントオフィスがすべてをうまく解決する方法を模索するためにいかに時間をかけているかを強調した。

とはいえ、ベンガルズにはヒギンズが望む場所に彼をとどめるためにやるべきことがまだたくさんある。

【RA】