バイキングス幹部がLSUのQBダニエルズと面会へ
2024年04月19日(金) 10:13ミネソタ・バイキングスは2024年NFLドラフト開幕の1週間前に、あるクオーターバック(QB)に密かに近づいている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが代理人ロン・バトラーの話を元に報じたところによると、バイキングスの幹部は現地18日(木)の夜、ルイジアナ州立大学(LSU)のQBジェイデン・ダニエルズとバトンルージュで夕食を共にする予定だという。
ダニエルズはドラフト全体3位以内で指名されるとの見方が強いため、バイキングスがハイズマントロフィー受賞者であるダニエルズを獲得するとすれば、大型トレードアップが必要になるだろう。
この春先、ヒューストン・テキサンズからドラフト全体23位の指名権を獲得したバイキングスは、2つの1巡目指名権(11位と23位)を持つことになった。これにより、トップクオーターバックを獲得する機会があれば、バイキングスはこれらの指名権をパッケージとしてトレードに活用することができる。
バイキングスのジェネラルマネジャー(GM)クウェシ・アドフォ・メンサはオフシーズンを通して、フランチャイズクオーターバックを獲得するためにチームの将来を大きく犠牲にすることには限界があることをさりげなく示してきた。このスタンスは、元バイキングス(現アトランタ・ファルコンズ)のQBカーク・カズンズを引きとめるための競争で、他のチームに負けた原因の1つだ。しかし、2024年ドラフトでトップクラスのクオーターバックを獲得したい場合、アドフォ・メンサGMは上位指名権を得るために多額のコストを支払わなければならない——そして、デンバー・ブロンコスやラスベガス・レイダースなど、バイキングスより先にトレードアップしようとする他のチームに競り勝たなければならない。
ドラフト開幕の1週間前にダニエルズと会うのは、バイキングスがドラフト当日に向けて可能な限り多くの情報を集めるために、新人クオーターバック候補たちに対して入念な事前調査を行っていることを示す最新の兆候だ。
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