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ファルコンズは全体8位でQBマイケル・ペニックスJr.を指名

2024年04月26日(金) 11:33

アトランタ・ファルコンズからドラフト指名を受けたワシントン大学のマイケル・ペニックスJr.【AP Photo/John Froschauer】

アトランタ・ファルコンズが2024年NFLドラフト1巡目でカーク・カズンズの後継者を指名した。

全体8位指名権を生かしてファルコンズが獲得したのはワシントン大学のクオーターバック(QB)マイケル・ペニックスJr.だ。

アキレス腱の故障明けにもかかわらず、3月にQBカズンズと保証額1億ドル(約154億9,907万円)を含む4年総額1億8,000万ドル(約279億6,768万円)の契約を締結したことを考えると、驚くべき指名と言えよう。ファルコンズがトレードダウンしてペニックスJr.を指名する可能性も議論されていたが、ジェネラルマネジャー(GM)テリー・フォンテットは翻ろうすることなく、全体8位でクオーターバックの獲得を決断している。

5月に24歳の誕生日を迎えるペニックスJr.はおそらく、今後2年ないし3年はカズンズの背中を見ながら、最終的には後継者としての地位を築くだろう。

ワシントン大学でスターダムにのし上がったペニックスJr.は、ハスキーズをわずか2シーズンで全米タイトルを争うまでに急成長させた。オールパシフィック12のセカンドチームに選出される栄誉に預かったペニックスJr.はワシントン大学で過ごした最終シーズンに見事な活躍を披露してマックスウェル賞を受賞したほか、オールアメリカンのセカンドチームとオールパシフィック12に選ばれ、ハイズマントロフィーやデイビー・オブライエン賞、ジョニー・ユニタス・ゴールデン・アーム賞、ウォルター・キャンプ年間最優秀選手賞の最終候補にも残るほどだった。カレッジフットボールで最も爆発的なパス攻撃のエンジンとして、フットボールボウルサブディビジョンにおいて4,903パスヤードで首位に立ち、ペニックスJr.率いるハスキーズオフェンスはオールパシフィック12のタイトルを獲得、シュガーボウルでテキサス大学を下し、カレッジフットボールプレーオフのナショナルチャンピオンシップゲーム出場につなげた。

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