契約調整でより多くの保証金を得ることを求めるラムズQBスタッフォード
2024年04月27日(土) 10:48クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードがロサンゼルス・ラムズからもう少し多くの保証を得ることを求めている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地25日(木)に報じたところによると、スタッフォードが2024年シーズン以降により多くの保証金を得られるように契約を調整することを求めているという。
ラポポートによると、自分にはまだまだ余力があると確信しているベテランのスタッフォードは、自主参加の練習に参加しているが、今回の件はラムズが満足してオフシーズンを過ごすには、やや長引く問題だと言えよう。
36歳のスタッフォードはNFLでの16シーズン目を迎えており、2021年シーズンに司令塔としてスーパーボウル制覇に導いたラムズでは4年目となる。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、スーパーボウルで勝利を収めた後、2022年春に4年1億6,000万ドル(約252億9,520万円)の契約延長にサインしたスタッフォードの契約はあと3年残っているが、今年の保証額はわずか3,100万ドル(約49億0,095万円)で、残りの2シーズンでは一切ないという。
保証がなくなる前に、スタッフォードが報酬面の安定性を求めているのは明らかだ。
デトロイト・ライオンズでプレーしていた2011年から2018年まで、一度も欠場していなかったスタッフォードは、今でもそのタフさで称賛されているものの、この2シーズンではケガが足かせとなり、合わせて10試合を欠場している。
それでも、スタッフォードは昨季、15試合に出場して3,965ヤード、タッチダウン24回を記録し、誰にも引けを取らない投球ができることを示した。さらに、成績だけにとどまらず、ほぼ毎週のようにその投球で見る者を感動させていた。
2024年NFLドラフトが行われている最中、ラムズのジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードのやることリストにはもう1つ、重要な仕事が加わっている。
【RA】