デンバー・ブロンコスとニューヨーク・ジェッツがこの1週間でかなり親密になっている。

クオーターバック（QB）ザック・ウィルソンをマイルハイシティに送るトレードを成立させたブロンコスとジェッツが、現地27日（土）にディフェンシブエンド（DE）ジョン・フランクリン-マイヤーズに関係する別のトレードに合意した。これにより、フランクリン-マイヤーズはウィルソンを追ってデンバーに移り、ジェッツは見返りとして2026年ドラフト6巡目指名権を手に入れる。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じたところによると、トレードされることを知ったフランクリン-マイヤーズはブロンコスと調整された2年1,500万ドル（約23億7,143万円）相当の契約に合意したとのことで、この契約は800万ドル（約12億6,476万円）が完全保証され、400万ドル（約6億3,238万円）のサインボーナスが含まれるという。

現在27歳のフランクリン-マイヤーズはこの4シーズンをジェッツで交代要員として過ごし、平均56％のディフェンシブスナップに参加してタックル125回（タックルフォーロス21回）、サック17.5回をマークした。2023年にジェッツのディフェンシブフロントで活躍していた選手で2024年に他チームに移籍するのはフランクリン-マイヤーズで3人目となっており、ジェッツがディフェンスを再編成する中、これまでにDEブライス・ハフ（フィラデルフィア・イーグルスに移籍）とDEクイントン・ジェファーソン（クリーブランド・ブラウンズに移籍）が他チームでの機会を求めてニュージャージー州フローラムパークにあるジェッツの本部から離れている。

フランクリン-マイヤーズは、2024年に入ってからディフェンシブタックル（DT）マルコム・ローチやDEアンジェロ・ブラックソン、DTラシャード・ローレンスといった選手を獲得し、すでにフロントセブンに新顔を迎えているブロンコスのディフェンスに加わる。

【RA】