アキレス腱負傷のQBロジャースは制限なしでOTA参加見込みとジェッツHCサラー
2024年05月04日(土) 12:48クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは2024年に向けて順調に準備を進めている。
ニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーが現地3日(金)に明かしたところによれば、40歳のロジャースは今月後半には制限なくOTA(チーム合同練習)にフル参加できる見込みだという。
サラーHCはロジャースについて「彼にはいくつかの事前準備があるのは知っているが、彼はここにいるし、仕事もしている。今も力強く投げられるしね。確かにまだリハビリを続けているが、進んでいる方向に問題はない」とコメント。
2023年シーズン開幕直後、ジェッツでのキャリア初戦でアキレス腱断裂に見舞われたロジャースは、自分抜きでシーズンを戦い抜くチームを見守るしかなかった一方で、ジェッツのプレーオフ進出に貢献するわずかな可能性にかけて手術を受けた。しかし、その好機は訪れず、ロジャースは2024年に備えてリハビリに専念することとなった。
2023年シーズン終了時にフィールドに復帰できる可能性が伝えられていたことからも、ロジャースが5月の活動で制限を受けなくなることに驚きはない。また、ロースター作りの失敗から学んだジェッツが、ロジャースのバックアップとしてベテランのタイロッド・テイラーを獲得したことは良い兆しだ。とはいえ、ジェッツはロジャースを先発に据えて2024年シーズンに臨むはずだ。用心に越したことはないが、これはベテランに対してよくある負担軽減以上のものはないだろう。
サラーHCはこうつけ加えている。「フェーズ1、フェーズ2の部分においては当然ながら制限があるが、フェーズ3に入れば、ロジャースができることに制限はなくなるだろう」
ワイドレシーバー(WR)マイク・ウィリアムスと新人のマラキ・コーリーがレシーバー陣に加わったジェッツは、2024年シーズンに向けて準備万端だ。今月末からジェッツの顔としての活動を再開するロジャースにとってはなおさらだろう。
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