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WRデルは銃創から「完全復活」するとテキサンズオーナー

2024年05月07日(火) 09:36


ヒューストン・テキサンズのタンク・デル【AP Photo/Eric Gay】

先月、フロリダ州にあるレストランで銃撃戦に巻き込まれて負傷したワイドレシーバー(WR)タンク・デルは「完全復活」するだろうとヒューストン・テキサンズのオーナーであるキャル・マクネアが現地6日(月)に語った。

マクネアはデルのケガの詳細については明かさなかったが、4月27日に発生し、デルの他に9人が負傷した銃撃事件の翌日、チームはデルのケガが“軽傷”だったとしている。

チームが毎年開催しているチャリティゴルフクラシックが始まる前、マクネアはデルの近況を報告する前に今回の状況を「恐ろしいもの」だと表現した。

「タンクは完全復活しそうだ」とコメントしたマクネアは「先日、オフィスで彼と会ったのだが、調子は良さそうだったし、元気そうだった。しかし、彼はリハビリして元の状態に戻らなければならない」と続けている。

ヘッドコーチ(HC)デミコ・ライアンズはデルについて聞かれると口をつぐみ、シーズン第1週までに復帰できると見込んでいるのかという質問には直接的に答えなかった。

「タンクは大丈夫なはずだ」とライアンズHCは述べている。

ライアンズHCは銃撃事件が発生してからデルと何度か話をし、「良い会話」ができたと明かした。

その後、デルは練習を休むのかと迫られたライアンズHCは、またしてもはぐらかしてこう答えている。

「タンクについてはすべて答えた。彼は大丈夫だ」

ヒューストン大学で傑出したキャリアを積み、2023年ドラフト3巡目指名を受けたデル。昨季は12月に左腓骨を骨折する前に、709レシーブヤードを記録し、タッチダウンレシーブ数(7回)ではフランチャイズの新人記録を樹立した。

デルが銃撃で負傷する前、ライアンズHCは4月の時点で、デルは腓骨骨折から回復しており、チームがワークアウトを開始するときには練習に参加できる状態になっているはずだと話していた。

【RA】