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QBメイフィールドは「挑戦的な態度」で日々に臨んでいるとバッカニアーズOCコーエン

2024年05月07日(火) 13:28

タンパベイ・バッカニアーズのベイカー・メイフィールド【AP Photo/Rusty Jones】

クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドのキャリアは2022年シーズンの後半に、リアム・コーエンが攻撃コーディネーター(OC)を務めていたロサンゼルス・ラムズに加入したときに再生し始めた。昨シーズンにタンパベイ・バッカニアーズに移籍したメイフィールドは、トム・ブレイディの引退に伴って傾くだろうと多くの人から予想されていたシーズンに、バッカニアーズをNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区制覇へと導いている。

今オフシーズンにバッカニアーズの攻撃コーディネーターに就任し、メイフィールドとタンバで再会したコーエンは、メイフィールドが以前と同じ闘志を持っていると見ている。

現地6日(月)、コーエンOCは「確実に、それを感じ取れるはずだ」と報道陣に語った。

「ベイカーが目を覚まして、挑戦的な態度をとっていない日というのはあまりないと思うのだが、これは彼のチームなんだ、失敗してもいい、大丈夫だという感じが間違いなくある。毎日、何があっても外に出て、成り行きに任せ、自分らしくいることが大事だ。きっとそういう人になれるし、私たちは信じているからね。結局のところ、彼にはキャリアの中でそういう機会があまりなかった。静かさや落ち着いた自信を感じるのは確かだが、彼は今も同じ人間だ。芝生に上がると、彼はそこにいて、悪口を言ったり追いかけあったりして、みんなとただただ楽しんでいる。結局、彼はそうすることで素晴らしいリーダーになっているのだと思う。彼はO(オフェンシブ)ラインととても仲がいいからね」

勝利を収めた後、ヘルメットはつけずにチームメイトに頭突きを食らわせたこともあるメイフィールドが、NFLのロッカールームにふさわしいのは確かだ。

昨シーズン、プレーが崩れたときもヤードを稼ぐ姿勢と、物おじしない態度で、メイフィールドはタンパの選手やファンから慕われるようになった。昨季にポケットでのプレー――これまで弱点だった部分――を飛躍的に向上させられたのは、ヒットを受けることをいとわなかったからだろう。

今オフシーズン、バッカニアーズとの新契約にサインしたメイフィールドは、フィールド内外でリーダーであることを証明してきた。コーエンOCの新しいオフェンスが導入されつつある中で、メイフィールドはその移行の最前線に立っている。

コーエンOCはメイフィールドについて「単純に、静かな自信だと思う」とコメント。

「私たちがミーティングルームで築きたい雰囲気は、選手たちが原動力になっているものだ。確かに、新しいオフェンスを導入し、教えているところだが、彼はすでにそれについて多くのことを知っている。すでに聞いて、受け止め、引き継いでいる。ミーティングルームでは選手たちと話しながら、素晴らしい仕事をしてくれている。私たちはそれを築こうとしているのだ。フットボールを投げることに関する自信は、これまでのところ素晴らしい。ボールが地面に落ちることはあまりなかったし、彼は今、大きな自信を持って投げている」

バッカニアーズがカロライナ・パンサーズのヘッドコーチに就任したデイブ・カナルスの後任に据えるべく、コーエンを大学から引き抜いた理由の1つは、メイフィールドとの親密性だ。バッカニアーズは2024年シーズンに4年連続となるNFC南地区制覇を目指す中で、そうしたつながりがチームの新たなスタートに役立つことを願っている。

【RA】