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【2017年第13週】地区2位のレイブンズとライオンズが激突

2017年12月04日(月) 08:09

日本時間12月4日(月)、シーズン第13週を迎えたボルティモア・レイブンズが本拠地M&Tバンク・スタジアムでデトロイト・ライオンズと対戦した。

レイブンズがフィールドゴールで先制した後、ライオンズもフィールドゴールのチャンスを得たが、キッカー(K)マット・プレイターが外してしまい得点ならず。レイブンズは直後のドライブでクオーターバック(QB)ジョー・フラッコが1投目に敵陣深くに走り込んでいたワイドレシーバー(WR)マイク・ウォレスを見つけてボールを託し、66ヤードパスでエンドゾーン手前1ヤードに到達。最後はフラッコからタイトエンド(TE)ベンジャミン・ワトソンに1ヤードパスが通ってタッチダウンしている。守備陣も奮闘するレイブンズは相手QBマシュー・スタッフォードをサックしてターンにつなげ、得た攻撃権でレイブンズがタッチダウンを決めた。さらに前半終了間際にフィールドゴールも成功させたレイブンズが無得点のライオンズに20点差をつけている。

しかし、後半に入ると流れが変わり、テンポよくレイブンズ陣地に進んだライオンズのランニングバック(RB)セオ・リディックが4ヤードランでタッチダウンし、反撃の狼煙を上げた。その後はパントの応酬となったが、好投を続けるQBスタッフォードのパスを中心に敵陣へと前進したライオンズ攻撃陣はRBティオン・グリーンが6ヤードを走ってエンドゾーンに飛び込み、タッチダウンをマークする。エキストラポイントに失敗してしまい、この時点で7点差となった。レイブンズ攻撃陣がようやくリズムを取り戻したのは第4クオーターに入ってから。RBアレックス・コリンズが7ヤードのタッチダウンランで追加点を得たが、直後のドライブでライオンズもタッチダウンして食らいつく。ただ、レイブンズの怒涛の攻撃は勢い良く、フィールドゴールを決めた後、ディフェンス陣も相手QBスタッフォードのパスをインターセプトして攻撃陣にチャンスを作り、これをコリンズが6ヤードのタッチダウンランで締めくくった。ライオンズは負傷したスタッフォードに代わってQBジェイク・ルドックがフィールドに入ったものの、WRゴールデン・テイトを狙ったパスがインターセプトされ、ボールを手に入れたレイブンズのストロングセーフティ(SS)エリック・ウェドルが45ヤードのリターンタッチダウンを成功させる。ライオンズは反撃がかなわず、44対20でレイブンズがライオンズに勝利している。

レイブンズQBフラッコは36回のパスを投げて23回成功、269ヤード、2タッチダウンをマーク。

ライオンズQBスタッフォードは29回のパス中24回を通して292ヤード、1タッチダウン、1インターセプト、スタッフォードの連続パス成功は20回で途切れている。途中出場のQBルドックはパス5回を投げて3回成功、24ヤードだった。