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【2017年第13週】チーフス対ジェッツ、連敗を脱出したのは?

2017年12月04日(月) 08:10

日本時間12月4日(月)、ニューヨーク・ジェッツが本拠地メットライフ・スタジアムでカンザスシティ・チーフスと対戦した。

クオーターバック(QB)アレックス・スミスの好投でジェッツ陣地に前進したチーフスはスミスの22ヤードパスでオープニングドライブをタッチダウンで締めくくると、次の攻撃ドライブではエンドゾーンに向かって走り込んでいたタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーにスミスが36ヤードパスを放ってタッチダウンにつなげる。一方、ジェッツもペースをつかんで敵陣に攻め込み、ランニングバック(RB)ビラル・パウエルが1ヤードランでタッチダウン。さらにQBジョシュ・マカウンが自ら1ヤードを押し込んだタッチダウンも成功させて同点に追いついた。チーフスは一度フィールドゴールを失敗したが、次のチャンスにはキッカー(K)ハリソン・バッカーが36ヤードのフィールドゴールを決める。再びリードを手に入れたチーフスだったが、守備陣が踏ん張れず、マカウンに11ヤードのタッチダウンパスを通されて前半はジェッツが4点差をつけた。

ジェッツは後半最初のドライブでフィールドゴールの追加点を得たが、直後にチーフスのスミスとワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルのコンビが79ヤードのタッチダウンを挙げて試合は振り出しに戻る。それでも、フィールドゴールで再びリードしたジェッツは第4クオーターにもフィールドゴールを決めて6点差をつけた。しかしながら、またもチーフスのスミスとヒルのホットラインが機能し、今度は40ヤードのタッチダウンが決まって逆転。なんとか1点を守り切りたいチーフスだったが、ジェッツがタイムアウトを挟みながらレッドゾーンに進入、最後はエンドゾーン1ヤード手前からマカウンが自ら切り込んでタッチダウンし、2ポイントコンバージョンを成功させて7点のリードに変わる。残り2分15秒から始まった攻撃ドライブでチーフスは得点できず、38対31でジェッツが勝ち星を手に入れた。

ジェッツQBマカウンはパス36回を投げて26回成功、331ヤード、1タッチダウン、ランでは2タッチダウンをマークしている。

チーフスQBスミスは33回のパスを投げて19回を通し、366ヤード、4タッチダウンの活躍だったが、勝利まで一歩及ばなかった。