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【2017年ディビジョナル】AFCチャンピオンシップへの切符をかけてジャガーズとスティーラーズが対戦

2018年01月15日(月) 07:43

日本時間15日(月)、AFC北地区覇者のピッツバーグ・スティーラーズが本拠地ヘインツ・フィールドにAFC南地区を制したジャクソンビル・ジャガーズを迎えてディビジョナルラウンドに挑んだ。

オープニングドライブでクオーターバック(QB)ブレイク・ボートルスのパスを中心に敵陣に前進したジャガーズはランニングバック(RB)レナード・フォーネットが1ヤードを押し込み、先制のタッチダウンを決める。さらに相手QBベン・ロスリスバーガーをインターセプトした守備陣の好パフォーマンスで、敵陣18ヤード地点から攻撃権を得たジャガーズはフォーネットがエンドゾーンに飛び込んでタッチダウン。ジャガーズは次の攻撃ドライブもテンポよく敵陣に進み、RBのT.J.イェルドンが4ヤードランでタッチダウンをマークした。21点差をつけられたスティーラーズはRBリビオン・ベルの21ヤードランを皮切りにロスリスバーガーがターゲットを変えながらパスをつないで前進し、ふくらはぎの負傷から復帰したワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンがエンドゾーンに駆け込んだところにパスを通してタッチダウンを成功させている。スティーラーズはロスリスバーガーがサックを浴び、ファンブルボールをリカバーしたジャガーズにリターンタッチダウンを許してしまうも、直後のドライブでロスリスバーガーのロングパスをWRマーテイビス・ブライアントがエンドゾーンでキャッチしてタッチダウンを返した。前半は28対14でジャガーズがリードしている。

後半、スティーラーズは最初のドライブでパスとランで攻撃の中心となったロスリスバーガーとベルのコンビが19ヤードのタッチダウンを成功させて7点差に詰め寄った。その後はしばらく両陣営ともボールが進まなくなっていたが、第4クオーター序盤にジャガーズがボートルスのパスなどでレッドゾーンに達し、最後はフォーネットが3ヤードを押し込んでタッチダウン。しかし、直後のドライブでスティーラーズのロスリスバーガーがサイドライン際をエンドゾーンに向かって突進していたWRブラウンをめがけてロングパスを放ち、ブラウンがゴールラインを割りながらキャッチしてタッチダウンを返す。再び7点差に持ち込んでファンを沸かせたスティーラーズはまたしてもジャガーズにタッチダウンを許してしまったものの、次の攻撃ドライブでエンドゾーン手前9ヤードに到達すると、ロスリスバーガーの機転でベルにラテラルパスが通り、タッチダウンを決めている。フィールドゴールで確実に追加点を手に入れたジャガーズはスティーラーズの最後の攻撃ドライブでタッチダウンを許したものの、3点をリードしたまま試合終了を迎え、45対42でスティーラーズに勝利した。

ジャガーズQBボートルスはパス26回中14回を通して214ヤード、1タッチダウンをマーク。

スティーラーズQBロスリスバーガーは58回のパスを投げて37回成功、469ヤード、5タッチダウン、1インターセプトの大活躍だったが、勝利にあと1歩及ばなかった。