【2017年ディビジョナル】セインツ対バイキングス、衝撃の結末!
2018年01月15日(月) 11:02日本時間15日(月)、NFC第2シードで1回戦を免除されたミネソタ・バイキングスが本拠地USバンク・スタジアムにニューオーリンズ・セインツを迎えてディビジョナルラウンドの一戦に臨んだ。
バイキングスは最初の攻撃ドライブでセインツ陣地を前進し、ランニングバック(RB)ジェリック・マッキノンが14ヤードを駆け抜けて先制のタッチダウンをマーク。フィールドゴールで追加点を得た後、セインツのクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズをインターセプトしてターンオーバーにつなげた攻撃ドライブでRBラタビアス・マレーが1ヤードのタッチダウンランを成功させている。思うようにボールを進められないセインツは前半終盤にフィールドゴールのチャンスを得たが失敗。直後にはバイキングスもフィールドゴールにトライして決められていない。無得点のセインツに17点差をつけたバイキングスがリードして前半を終えた。
セインツは後半最初の攻撃ドライブでブリーズがワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスにパスをつないでタッチダウンを挙げると、次のドライブでは守備陣がバイキングスのQBケイス・キーナムをインターセプトしてターンオーバーを実現させ、得た攻撃権でブリーズとトーマスのコンビが再びタッチダウンを成功させる。バイキングスにフィールドゴールを許して点差が6に広がるも、セインツはブリーズからRBアルビン・カマーラに14ヤードパスが通ってタッチダウンし、同点に追いた。エキストラポイントが決まって逆転したセインツだったが、バイキングスがフィールドゴールを返して2点リードに戻す。しかし、セインツがフィールドゴールで追加点を手に入れ、残り25秒でまたも試合がひっくり返った。とはいえ、これで終わりとはいかず、残り10秒からキーナムが放ったパスはWRステフォン・ディッグスに渡り、相手守備陣に阻まれはしたものの、難を逃れてエンドゾーンに駆け込んだ。オフィシャルのレビューを経てタッチダウンが認められ、バイキングスが土壇場で主導権を取り戻し、最後の2ポイントコンバージョンはキーナムが膝をついて試合終了。29対24で猛追したセインツを振り切り、バイキングスが勝利した。
バイキングスQBキーナムは40回のパスを投げて25回成功、318ヤード、1タッチダウン、1インターセプトを記録。
セインツQBブリーズはパス40回中25回を通して294ヤード、3タッチダウンと活躍したが、インターセプトを2回食らった。