特集

伝説のプレーヤー - チャールズ・ウッドソン

2017年01月29日(日) 03:57
チャールズ・ウッドソン

1997年、名門ミシガン大学のコーナーバック(CB)として無敗の全米王者に貢献したチャールズ・ウッドソンは、ディフェンス選手としてハイズマン賞を受けた。ディフェンスでのハイズマン賞受賞者は現在でもウッドソンのみである。1998年にドラフト1巡目4位指名でオークランド・レイダースに入団したウッドソンは(この年の全体1位指名はペイトン・マニング)、同年にCBとして活躍してディフェンスのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。また、第37回スーパーボウルに出場してインターセプトを記録するも、チームは敗退している。

度重なるケガや素行不良から2006年にFAとなったウッドソンだが、唯一獲得に名乗りを上げたグリーンベイ・パッカーズへ移籍し、見事に復活を果たした。2009年にはシーズンで9インターセプト、3インターセプトリターンタッチダウンを記録してディフェンスの年間MVPに選ばれており、2010年にもパッカーズのスーパーボウル制覇にセーフティーとして貢献。2013年からはレイダースに戻り、フィールド内外における良き手本として現在のレイダースの基盤作りを支えている。

優れたフィジカルだけではなく、素早い判断力やボールに対する凄まじい嗅覚を有しており、インターセプトを量産する華のあるディフェンシブバック(DB)だった。セーフティー転向後は、インターセプトのみならずQBサックやロスタックル、ファンブルフォースなどをもって相手チームから恐れられるDBであり続けている。生涯65インターセプトは歴代5位タイの成績である。

【文 塩田拓也】

1997年、名門ミシガン大学のコーナーバック(CB)として無敗の全米王者に貢献したチャールズ・ウッドソンは、ディフェンス選手としてハイズマン賞を受けた。ディフェンスでのハイズマン賞受賞者は現在でもウッドソンのみである。1998年にドラフト1巡目4位指名でオークランド・レイダースに入団したウッドソンは(この年の全体1位指名はペイトン・マニング)、同年にCBとして活躍してディフェンスのルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。また、第37回スーパーボウルに出場してインターセプトを記録するも、チームは敗退している。

度重なるケガや素行不良から2006年にFAとなったウッドソンだが、唯一獲得に名乗りを上げたグリーンベイ・パッカーズへ移籍し、見事に復活を果たした。2009年にはシーズンで9インターセプト、3インターセプトリターンタッチダウンを記録してディフェンスの年間MVPに選ばれており、2010年にもパッカーズのスーパーボウル制覇にセーフティーとして貢献。2013年からはレイダースに戻り、フィールド内外における良き手本として現在のレイダースの基盤作りを支えている。

優れたフィジカルだけではなく、素早い判断力やボールに対する凄まじい嗅覚を有しており、インターセプトを量産する華のあるディフェンシブバック(DB)だった。セーフティー転向後は、インターセプトのみならずQBサックやロスタックル、ファンブルフォースなどをもって相手チームから恐れられるDBであり続けている。生涯65インターセプトは歴代5位タイの成績である。

【文 塩田拓也】