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ビルズのドラフト1巡目指名CBヘアストン、性的暴行の疑いで訴えられる

2025年07月03日(木) 10:14

バッファロー・ビルズのマックスウェル・ヘアストン【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

バッファロー・ビルズからドラフト1巡目指名を受けたコーナーバック(CB)マックスウェル・ヘアストンが、ケンタッキー大学に在籍していた2021年に女性に性的暴行を加えたとして提訴された。

この訴訟は現地1日(火)にケンタッキー州の連邦裁判所に提起された。原告の女性は、ヘアストンが招待なしに彼女の寮の部屋に入り、性交渉を望まないと伝えたにもかかわらず無視し、下半身の衣類を強引に脱がせて性的暴行を加えたと主張している。なお、『Associated Press(AP通信)』は通常、性的暴行の被害者の名前を公表しない。

水曜日にはコメントを求める文書がヘアストンの代理人宛てに送付された。

ビルズはコメントを控えた上で、ジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンが4月のドラフト中に発表した声明を引き合いに出した。ビーンGMは当時、ヘアストンが2021年に関与したとされる性的暴行の疑いについては“徹底的に調査した”と述べ、ヘアストンを“非の打ちどころのない若者”と評していた。

「そのようなことが誰かの名前と結びつけられるのは残念なことだ。今回の件に関しては、何もないように見える」とビーンGMは述べている。

ミシガン州ウエスト・ブルームフィールド出身のヘアストンは、ケンタッキー大学で3シーズン(2022年から2024年)にわたってプレーし、4月に行われたNFLドラフトの1巡目(全体30位)でビルズに指名された。21歳のヘアストンは今シーズン、先発コーナーバックの座を勝ち取るチャンスを与えられている。

6月中旬に実施した参加必須のミニキャンプを終えてから休養期間に入っているビルズは、今月末にトレーニングキャンプの開始に伴い、練習を再開することになっている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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