ブロンコス、元スタンフォード大学HCのデビッド・ショウを上級人事部門責任者に採用
2024年06月21日(金) 12:01デンバー・ブロンコスがフロントオフィスに著名な人物を迎え入れた。
ブロンコスは現地20日(木)、元スタンフォード大学ヘッドコーチ(HC)デビッド・ショウを上級人事部門責任者として採用したと発表している。
ヘッドコーチとしてスタンフォード史上最多勝利数を誇るショウは、2011年から2022年までスタンフォード・カーディナルを率いた後に退任。Pac-12(パシフィック12カンファレンス)の年間最優秀コーチに4回選ばれており、通算96勝を挙げる中でPac-12タイトルを3回獲得し、ローズボウルを2回制覇している。
スタンフォード大学はショウの指導下で42名のNFLドラフト指名選手を輩出し、6人が1巡目指名を受けた。その内訳はクオーターバック(QB)アンドリュー・ラック(2012年、1位)、ガード(G)デビッド・デカストロ(2012年、24位)、Gアンドルス・ピート(2015年、13位)、Gジョシュア・ガーネット(2016年、28位)、ディフェンシブエンド(DE)ソロモン・トーマス(2017年、3位)、ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリー(2017年、8位)だ。
2022年にスタンフォード大学のヘッドコーチを退任して以来、ショウはかつて9シーズンにわたってフィラデルフィア・イーグルス、オークランド・レイダース(現ラスベガス・レイダース)、ボルティモア・レイブンズでアシスタントコーチを務めていたNFLへの復帰を目指していた。2023年にはブロンコスのヘッドコーチの面接を受け、そこからブロンコスのジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンと関係を築いている。
ショウとブロンコスHCショーン・ペイトンは、1997年にイーグルスでともにアシスタントを務めた経験がある。当時、ショウはクオリティコントロールコーチ、ペイトンはクオーターバック(QB)コーチだった。
ブロンコスのフロントオフィスに加わったショウは、チームのためにカレッジおよびNFLの才能ある選手たちを評価していくだろう。
【KO】