WRサミュエルの退団は「最悪」と49ersのQBパーディー、「ずっと俺の味方でいてくれた」
2025年07月10日(木) 09:04
クオーターバック(QB)ブロック・パーディーはワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルが去った後の状況をあまり楽しみにしていない。
サンフランシスコ・49ersと高額契約を結んだパーディーは最近、ポッドキャスト『Bussin’ With The Boys(バッシン・ウィズ・ザ・ボーイズ)』のインタビューで、2022年にジミー・ガロポロの後任となった際にサミュエルがどのように自分を歓迎してくれたかを詳しく語った。今オフシーズンにサミュエルがワシントン・コマンダースにトレードされたことで、パーディーはその関係を恋しく思うだろう。
『49ers Web Zone(49ersウェブ・ゾーン)』によれば、パーディーは「最悪だよ、ほんと。彼は俺の相棒だ」と語り、こう続けたという。
「ディーボが大好きだ。初日からずっと俺の味方でいてくれたし、試合に出たときも信じてくれた。俺が出ることになったとき、みんながどう受け止めるのかが全然分からなかった。ジミーが離脱して、俺が最後のクオーターバックだった。ディーボはとにかく素晴らしい態度で接してくれて、俺を持ち上げ、自信を持たせてくれたんだ」
サミュエルはパーディーが司令塔を務める中でプロボウルに選出された2021年シーズン以降、成績が下降傾向にあり、過去3シーズンではいずれも900レシーブヤードに到達できていない。それでもパーディーはサミュエルを49ersのパス攻撃における重要な戦力とみなしていた。
「試合では、お互いにエネルギーを与え合い、励まし合ってきた」とパーディーは振り返っている。
「それは最高だったし、ここ数年も最高だった。つまり、俺たちはとにかく素晴らしい関係を築いていた。彼は俺の兄弟だ」
サミュエルのトレードに加え、パーディーはWRブランドン・アイユークが不在の状況にも慣れなければならない。アイユークは負傷しており、シーズン開幕までに復帰できない見込みだ。その代わり、49ersは今月後半に始まるトレーニングキャンプで、ジャワン・ジェニングスやキャリア2年目の1巡目指名選手リッキー・ピアソル、フリーエージェント(FA)として加入したデマーカス・ロビンソン、ドラフト4巡目指名を受けた新人のジョーダン・ワトキンスを主なターゲットとして期待を寄せることになる。
【RA】