コマンダースが“スーパーボウル時代”のオルタネートユニフォームとヘルメットを公開
2025年07月10日(木) 13:13
ワシントン・コマンダースの新オーナー陣は、チームの歴史的な歩みを称える姿勢を貫き、現地9日(水)に栄光の時代を象徴する“スーパーボウル時代”の復刻オルタネートユニフォームを発表した。
今回のユニフォームは、現在のチーム名とロゴに、1980年代から1990年代にかけてスーパーボウルに出場していた当時のデザインを融合させたものとなっている。2025年シーズンには、3試合で着用する予定だ。対象となるのは、シーズン第9週に行われるサンデーナイトフットボールでのシアトル・シーホークス戦、第13週のデンバー・ブロンコス戦(同じくサンデーナイトフットボール)、そしてクリスマス当日に『Netflix(ネットフリックス)』で配信される第17週のダラス・カウボーイズ戦となっている。
コマンダースのマーク・クラウス社長はプレスリリースを発表し、次のように述べた。
「今シーズン、スーパーボウル時代の象徴的なユニフォームを通じて、ワシントンの豊かな歴史を称えられることを心からうれしく思っている。ジョシュ・ハリスとオーナーグループが2023年にチームを買収して以来、過去と現在をつなげ、バーガンディとゴールドに象徴されるチームを今日の姿に築き上げた人々へ敬意を表す方法を見出すことに大きな価値を置いてきた」
History doesn’t fade…it fuels the future. pic.twitter.com/MFJbsyMymH
— Washington Commanders (@Commanders) July 9, 2025
「歴史は色あせない――未来を突き動かす原動力となる」
復刻ユニフォームは、新たなロゴと、クオーターバック(QB)ダグ・ウィリアムズが活躍した1987年のスーパーボウルをはじめとするチーム黄金期のデザインを見事に融合させている。
ヘルメットには、1980年代と1990年代を彷彿とさせる太い白とゴールドのストライプが施されており、現在のチームロゴとも調和のとれた仕上がりだ。フェイスマスクにはゴールドが採用されている。
このユニフォームは、1982年、1987年、1991年のスーパーボウル制覇時に着用されていたものを彷彿とさせ、白のジャージーにはゴールドの縁取りが施されたバーガンディの背番号と、袖にはゴールドのストライプが入る。パンツとソックスはいずれもバーガンディで、ゴールドと白のストライプがあしらわれている。
「このユニフォームは、われわれのフランチャイズにとって最も成功を収めた時代を称えるものであり、卓越したカルチャーを体現するとともに、ファンの皆さんにとって多くの歴史的瞬間や特別な思い出が詰まった時代の象徴でもある」とクラウスは語った。
「懐かしさを呼び起こしながら、次世代のファンに向けては今の時代にふさわしい感覚も取り入れ、皆さんに届けられることを楽しみにしている」
多くのチームがオルタネートユニフォームで奇をてらいすぎる中、コマンダースは見事に的を射た。復刻ユニフォームは過去を称えつつ、現代的なセンスも織り込んだ洗練されたデザインに仕上がっている。
「過去と現在をつなぐデザイン。スーパーボウル時代の意匠を、再びユニフォームローテーションに加える」
Weaving past and present
We’re adding back the Super Bowl Era threads to our uniform rotation pic.twitter.com/9nKrTYVABk
— Washington Commanders (@Commanders) July 9, 2025
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