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ファルコンズQBマイケル・ペニックスJr.が新人契約に合意

2024年06月22日(土) 12:16


アトランタ・ファルコンズからドラフト指名を受けたワシントン大学のマイケル・ペニックスJr.【AP Photo/John Bazemore】

クオーターバック(QB)マイケル・ペニックスJr.が正式契約に調印する準備を整えた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じたところによると、2024年NFLドラフト全体8位でアトランタ・ファルコンズに指名されたペニックスJr.が4年2,280万ドル(約36億4,059万円)の新人契約に合意したという。ペニックスJr.は現地21日(金)に契約書にサインする予定だとラポポートはつけ加えている。

オフシーズン中にQBカーク・カズンズと1億ドルの保証を含む4年1億8,000万ドル(約287億4,150万円)の大型契約を結んだ後だったため、ファルコンズがドラフト当日にペニックスJr.を指名したのは驚くべき決断だった。

ペニックスJr.は将来の後継者として、今後、数年間はカズンズの後ろに控えることになるだろう。24歳のペニックスJr.は大学最後のシーズンにスターダムにのし上がり、全米トップとなる4,903パスヤードをマーク。その過程で、全米のトッププレーヤーとしてマックスウェル賞を受賞したほか、ハイズマントロフィーの最終候補にもなった。

ファルコンズはドラフト全体8位の指名で他のニーズを後回しにしたが、将来のクオーターバックの確保は救いだったと振り返ることもできるだろう。また、ファルコンズがドラフト全体10位以内のクオーターバックを指名した歴史はチームに有利に働いており、ペニックスJr.はファルコンズに不滅の足跡を残したマット・ライアン(2008年)、マイケル・ヴィック(2001年)、スティーブ・バートコウスキー(1975年)らの仲間入りを果たす。

ペニックスJr.は2024年NFLドラフト1巡目で指名された6人のクオーターバックのうちの1人であり、契約書にサインした4人目となった。7月下旬のトレーニングキャンプシーズンが近づく中、残る1巡指名クオーターバックで未契約なのは、シカゴ・ベアーズにドラフト全体1位で指名されたケイレブ・ウィリアムズと、ミネソタ・バイキングスに全体10位で指名されたJ.J.マッカーシーだ。

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