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健康が鍵となる今季は「全試合でフィールドに立っていたい」とベンガルズQBバロウ

2024年07月06日(土) 12:09


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Carolyn Kaster】

シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)ジョー・バロウは4シーズンにわたって、健康であればNFLで最も刺激的なクオーターバックの1人であることを証明してきた。

バロウの最大の課題はフィールドに立ち続けることだ。ルーキーイヤーの2020年はシ−ズン第11週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂。昨年はトレーニングキャンプからレギュラーシーズン序盤までふくらはぎのケガに悩まされた。ふくらはぎの問題が解決したかに見えた矢先、今度は手首のケガを負い、シーズン終了を余儀なくされる手術が必要となったのだ。

2024年シーズンに向けて、バロウは健康を維持することがベンガルズの成功の鍵だと理解している。

バロウは先日、『Complex Sports(コンプレックス・スポーツ)』に「そうだね、第一に、すべての試合でフィールドに立っていたい」と語り、こう続けた。「フィールドに立てば、いいプレーができると確信している。自分のキャリアを歩んできた今は、自分が試合に出れば他の誰にも負けないプレーができるということを、自分自身が十分に理解している。今年の最大の進歩は自分の体に関することで、この体でシーズンをどう乗り越え、練習に取り組むかを学び、最高のコンディションを感じることだ。オフシーズンはそれに力を入れて取り組んだ」

ワイドレシーバー(WR)のジャマール・チェイスおよびティー・ヒギンズ、そしてベンガルズで過ごす中で最高のオフェンシブライン(OL)に支えられてきたバロウは、フィールドに立ち続けることができれば、新たな高みに到達できるはずだ。

プロボウル選出経験を持つバロウは手首のリハビリ中にピアノを始めたことを明かし、それが最近のケガから回復する中で器用さを高めるのに役立っていると話している。

「今、ピアノを習っていて、来オフシーズンまでにはそれなりに上達できるといいな。シーズン中はなかなか難しいかもしれないけれど、手首のリハビリにも役立っているから、ぜびうまくなりたいね。ずっと弾き方を学びたいと思っていたんだけれど、手と手首の器用さを鍛えながら、演奏も学べる絶好の機会だった。パーフェクトストームみたいな感じだね」

【KO】