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チャージャーズQBハーバートはまるで“10年このシステムにいるみたい”とCボーズマン

2024年07月06日(土) 17:18


ロサンゼルス・チャージャーズのジャスティン・ハーバート【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

クオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートは自身4人目の攻撃コーディネーター(OC)の指導の下、キャリア5年目を迎えることになる。

シェイン・スタイケン、ジョー・ロンバルディ(2年間)、ケレン・ムーアの下でプレーしてきたハーバートにとって、新しいスキームを学ぶのは慣れたものだ。そして今シーズン、ハーバートはヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーの下で、グレッグ・ローマンOCのオフェンスでプレーすることになる。新加入のセンター(C)ブラッドレー・ボーズマンによると、ハーバートはすでにそのスキームになじんでいるという。

ボーズマンはチャージャーズの公式サイトで「彼はまるで10年もこのシステムでプレーしてきたかのようだ。彼はシステムの隅々まで理解し、他の誰も理解できないうちにすでに全部を把握していたんだ。彼がみんなを正しいポジションに配置して、周りの人たちを引き上げるのを見て、本当に感動したよ」と語っている。

ボーズマンはキャリアの最初の4シーズンをボルティモア・レイブンズで過ごしており、そのうちの3シーズンはローマンOCがオフェンスを指揮していた。チャージャーズは新しいスキームへの移行を支援すべく、このオフシーズンにボーズマンを迎え入れている。

そんなボーズマンは「ボルティモアで4年間、G-Ro(グレッグ・ローマンOC)の下でプレーしていたから、彼が何をするのか、どんなプレーが好きなのかを知っている」とコメントし、次のように続けた。「(チャージャーズのオフェンシブラインコーチ)マイク・デブリンや、ここにいる多くのコーチたちにもなじみがある。それに、ハーボー一家がどういう人たちか、どれだけ頑固で勝利にこだわる人たちかも知っている。俺はスーパーボウルで勝ちたいし、たくさんの素晴らしいことを成し遂げたいと思っている。フットボールをプレーできる時間は限られているから、そのチャンスを最大限に生かしたいんだ」

今オフシーズンにオフェンスを全面的に刷新したチャージャーズは、ワイドレシーバー(WR)陣とランニングバック(RB)陣を一新し、ボーズマンとドラフト1巡目指名のオフェンシブタックル(OT)ジョー・アルトを加えてオフェンシブライン(OL)を再編成した。チャージャーズはハーバートがこの移行期間をリードすることを期待している。

ボーズマンは「ジャスティンとの移行は順調だよ。彼は本当に素晴らしいクオーターバックで、まだパッドを付ける前から、それが分かるんだ。彼は自分のやることに対してものすごく真剣で、俺はそれが好きだ。一緒に仕事をして、信頼関係を築くことができて本当によかった。ここに来て、できる限り完璧を目指して尊敬を得て、それが相互的になることが俺の目標だった。いいスタートを切れているよ」とつけ加えた。

チャージャーズは現地7月24日(水)に始まるトレーニングキャンプの練習でも、このいいスタートが続くことを期待している。

【KO】