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元ドルフィンズ、カーディナルズのRBケンヤン・ドレイクが8シーズンを経て引退

2024年07月20日(土) 23:20


アリゾナ・カーディナルスのケンヤン・ドレイク【AP Photo/Rick Scuteri】

8シーズンで合計5,500スクリメージヤードを記録したランニングバック(RB)ケンヤン・ドレイクがキャリアに幕を下ろす。

マイアミ・ドルフィンズとアリゾナ・カーディナルスでの活躍が最も顕著だったドレイクが現地19日(金)午後に引退を発表した。

ドレイクは自身の『Instagram(インスタグラム)』に次のように記している。

「8シーズンが過ぎ去ったなんて信じられない。これまでの道のりは楽しかった。勝利、大きな瞬間から小さな瞬間まで、友情、エネルギー、すべてだ。すべてが好きだったとは言えないけれど——マイアミでのトレーニングキャンプを経験した人なら共感できるはず(笑)——間違いなく、浮き沈みも苦労も意味があったと感じている。その瞬間が俺をフットボール選手として、そして何よりも一人の人間として成長させてくれた。少しだけ引退生活を楽しんで、人生の次の章がどこへ導いてくれるのかを見てみたい。共に歩んでくれたすべての人に感謝。何も変えたくない」

NFLで合計8シーズンを過ごしたドレイクは2016年NFLドラフト3巡目にドルフィンズに指名され、最初の3シーズン強をドルフィンズの一員として過ごした。その後、2019年シーズン中にカーディナルスにトレードされ、最高のパフォーマンスを発揮。2020年にはカーディナルスでキャリア最高となる955ヤードとタッチダウン10回をマークした。

そこから、ラスベガス・レイダース、ボルティモア・レイブンズ、グリーンベイ・パッカーズと渡り歩き、昨シーズンは短期間ながらインディアナポリス・コルツとクリーブランド・ブラウンズに属したほか、レイブンズとパッカーズの一員としてプレーしたドレイク。

堅実なデュアルスレットとして活躍したドレイクはキャリア通算の成績として、ランで3,866ヤードとタッチダウン33回、さらにレシーブで1,655ヤードとタッチダウン8回を記録している。

【KO】