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スティーラーズQBウィルソンがふくらはぎの張りで練習欠席

2024年07月26日(金) 11:40


ピッツバーグ・スティーラーズのラッセル・ウィルソン【NFL】

クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンがふくらはぎの張りのため、ピッツバーグ・スティーラーズに移籍してから初めてのトレーニングキャンプの練習に参加しなかった。

現地25日(木)、ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンはウィルソンが起床時にふくらはぎの張りを感じたため、練習を休ませることにしたと記者団に伝えた。トムリンHCはこれがコーチによる決断だったとし、ウィルソン本人は参加することを希望していたと指摘している。

トムリンHCによればウィルソンは日々の経過観察が必要だという。

スティーラーズの公式サイトによると、トムリンHCはウィルソンについて「今日は彼を休ませ、彼に少しの間、やや不快な思いをさせることにしたのは私の判断だった。小さな問題を大きな問題にしないためだ」と述べたという。

スティーラーズはデンバー・ブロンコスにオフシーズン中に放出された元プロボウラーのウィルソンと、ベテランのミニマム契約を結んだ。その後、スティーラーズは元ドラフト1巡目指名のQBジャスティン・フィールズをトレードで獲得している。

ウィルソンはオフシーズンワークアウトを通じて明確なQB1であり、ファーストチームのレップスを受け持っていた。スティーラーズの担当記者は、このポジションは基本的にはウィルソンのものとしており、トレーニングキャンプでのポジション争いの存在は否定されているようだ。トムリンHCは水曜日に何も変化はないと述べており、ウィルソンが引き続き主導権を握っている。

ウィルソンのふくらはぎの問題が長引けば、フィールズがより多くのレップスに参加しながら、スタッフに好印象を与えるチャンスが生まれるかもしれない。あるいは、これは一時的なもので、ウィルソンが1日かそこらで復帰し、チームはそのまま進んでいく可能性もある。

各チームがより厳しいトレーニングとプレシーズンの活動に向けて準備を進める中、キャンプの練習の最初の週はパッドなしで行われる。ウィルソンが1日欠場しても大きな問題ではない。しかし、もし軟部組織の問題が長引くようなら——昨オフシーズンのQBジョー・バロウ(シンシナティ・ベンガルズ)のケースを覚えているだろうか?——状況が一変する可能性もある。

【KO】