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レイブンズQBジャクソンが体調不良で再び練習不参加

2024年07月27日(土) 10:15


ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【Aaron M. Sprecher via AP】

ボルティモア・レイブンズのスーパースタークオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの病気との闘いはまだ終わっていない。

昨年のAP通信最優秀選手賞(MVP)に輝いたジャクソンは現地24日(水)に短時間ながら練習に参加したものの、金曜日の練習は欠席。これでチームの最初の5回の練習のうち4回を欠席したことになる。

しかし、ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは心配しておらず、ジャクソンは病気と闘っているだけだと強調し、次のように述べた。

「彼は病気と闘っている。医師と協力しながら、あらゆる検査をし、さらに多くの検査を行い、万全を期している。すぐに復帰できると確信しているよ。ただ、予測不可能だ。あなたたちもこれまでに病気にかかったことがあるだろうし、簡単ではない時もある。 われわれはそれに対処しているわけだ」

水曜日に短時間、練習に参加していたジャクソンはいつもの姿と違って見え、疲れた様子で練習途中に退場。ジャクソンが復帰できる状態ではないことは明らかだった。そのため、木曜日に休みを取ったジャクソンは翌日も個別で練習を欠席する形となっている。

ハーボーHCは「ラマーと医師たちは、彼はいろいろなことができる状態ではないと分かったのだと思う。水分補給が必要だし、体力的な問題もある。病気にはつきものだ」とコメント。

27歳のジャクソンは2023年にキャリア最高の3,678パスヤードをマークし、タッチダウンパス24回、インターセプトわずか7回、821ランヤード、タッチダウンラン5回を記録した。6年間のキャリアで2度目のMVPを受賞したジャクソンはレイブンズをAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区優勝、同カンファレンス第1シード、そしてチームにとって2012年以来となるAFCチャンピオンシップゲーム出場へと導いた。

【KO】