WRアイユークの契約状況について語る49ersのWRサミュエル
2024年07月28日(日) 10:11サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークは新契約の獲得を目指す中で、チームメイトのWRディーボ・サミュエルが2年前にとった作戦を参考にしている。
2022年、新契約を求めていたサミュエルは交渉が思うように進まなかったときにトレードを要求し、トレーニングキャンプ中にホールドインを実行。その後、7月31日に3年7,350万ドル(約112億9,952万円)の契約に合意した。サミュエルと同じ道をたどっているアイユークは現在、サミュエルと同じように問題が解決することを期待しながらホールドインしている。
アイユークが似た状況に置かれていることから、サミュエルがその過程でチームメイトにどのようなサポートをしてきたのかと尋ねられるのは理にかなっていると言えよう。
現地26日(金)、サミュエルは「彼が今、経験していることがどんな感じなのかは分かる」とコメント。「俺にできるのは、顔を上げろ、きっとうまくいくって伝えることくらいだ。とにかく1日1日を過ごす。それは長いプロセスで、本当に長くてイライラする。俺にできるのは、顔を上げて今の状況に集中し、自分側と相手側のコミュニケーションをとるためにやるべきことをやり続けろ、そうしたらきっとうまくいく、と彼に言うことだけだ」
今オフシーズン、ワイドレシーバー市場は爆発的な盛り上がりを見せており、サミュエルの年俸2,385万ドル(約36億6,658万円)を上回る契約を結んだ選手が6人もいた。サミュエルは現在、ワイドレシーバーの年俸ランキングで11位につけている。
アイユークは今オフシーズンに大型契約を手に入れた選手たちに仲間入りしたいのだろう。問題は、サミュエルの作戦がアイユークに役立つのか、それとも違う結末が待ち受けているのかということだ。
【RA】