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ライオンズとLTデッカーが3年92億円の契約延長に合意

2024年07月30日(火) 10:46


デトロイト・ライオンズのテイラー・デッカー【NFL】

デトロイト・ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホームズがオフェンシブラインへの投資を続けている。

ホームズGMが現地29日(月)にデトロイトのラジオ番組『97.1 The Ticket(97.1ザ・チケット)』で、チームがレフトタックル(LT)テイラー・デッカーと3年の契約延長で合意したと発表。デッカーの代理人は、その契約が6,000万ドル(約92億2,848万円)相当で、保証額は3,183万ドル(約48億9,571万円)だと述べている。その後、チームはデッカーの契約延長を正式に発表した。

来月に31歳になるデッカーは契約最終年を迎え、1,370万ドル(約21億0,717万円)を受け取ることになっていた。今回の契約延長により、デッカーは2027年シーズン末までライオンズにとどまる。新契約の年平均額(2,000万ドル/約30億7,616万円)はレフトタックルの中では7番目に、全オフェンシブタックル(OT)の中では8番目に高い。

ホームズGMはこのオフシーズンにライトタックル(RT)ペネイ・スウェルと年俸2,800万ドル(約43億0,662万円)の契約を締結している。それは、オフェンシブタックルとしては史上最高額の契約だった。デッカーの契約延長により、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフのオフェンシブラインの両端はしばらく維持されることになっている。

デッカーはライオンズでの在籍期間を通じて堅実なタックルとして活躍してきた。健康状態が良いときにポジションを外れることはほとんどなく、賢さ、強さ、力を兼ね備えている。サックを許すことはある――昨季は8回――ものの、完全に相手に圧倒されることはほとんどない。ドラフト1巡目で指名を受けてからキャリア9年目を迎えようとしているデッカーは、信頼できるブラインドサイドプロテクターであり、リーグ屈指のパスプロテクト能力を持つタックルだ。

デッカーとスウェルの契約延長に加え、ライオンズは今オフシーズンにガード(G)グラハム・グラスゴウと3年契約を、プロボウルに選出された経歴を持つGケビン・ザイトラーと1年契約を結んでいる。ライオンズが2024年シーズンに再びポストシーズンで勝ち進んでいくことを目指す中、オフェンシブラインへの投資はゴフをしっかりと守ることにつながるだろう。

「おめでとうデック!! よくやった!! 休む暇はない!」

【RA】