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ベアーズとWRムーアが4年167億円の契約延長に合意

2024年07月31日(水) 11:16


シカゴ・ベアーズのD.J.ムーア【AP Photo/Abbie Parr】

シカゴ・ベアーズのワイドレシーバー(WR)D.J.ムーアがチームで過ごした最初のシーズンに成功を収めたことで、2029年シーズン末まで続く契約を手に入れている。

現地30日(火)、ムーアがベアーズと8,260万ドル(約125億7,482万円)が保証される4年1億1,000万ドル(約167億4,613万円)の契約延長に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

ムーアは新たな4年間で年平均2,750万ドル(約41億8,653万円)を手にすることになり、その額は現時点でワイドレシーバーの中で7番目に高い。また、現行契約の期間はまだ2年残っているものの、ムーアは総額で5位に位置することになる。

今回の契約延長は、ベアーズのムーアに対する信頼と、その存在がクオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズの成長を促すことにつながるという自信の表れだと言えよう。また、ミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソンや、デトロイト・ライオンズのアモン-ラ・セント・ブラウン、フィラデルフィア・イーグルスのA.J.ブラウンといった選手が大型契約を結んだ後にまとまったムーアの契約は、NFLのトップレベルのワイドレシーバーには非常に高い報酬が支払われるということを示す最新の例になっている。この他にも、ダラス・カウボーイズのシーディー・ラムや、サンフランシスコ・49ersのブランドン・アイユーク、シンシナティ・ベンガルズのジャマール・チェイスといった選手が大型契約を求めている状態だ。

しかし、火曜日をものにしたのはムーアだ。昨季、カロライナ・パンサーズとのトレードでベアーズに移籍したムーアは、期待を裏切ることなくキャリアハイの1,364ヤードを記録し、6年間で4度目の1,000ヤード超えを達成。さらに、レシーブ数(96回)とタッチダウン数(8回)でもキャリアハイを更新した。

ムーア率いるWR陣には多くの期待が寄せられている。そこには、今オフシーズンにトレードで獲得された、プロボウルに何度も選出された経歴を誇るキーナン・アレンや、ドラフト全体9位で指名を受けた新人のローム・オドゥンゼも含まれている。

ウィリアムズにはどのような形でボールを配分するかを考える必要がある――タイトエンド(TE)コール・ケメットの存在も忘れてはならない――が、今回の契約延長は、ムーアがシカゴで何シーズンも輝き続けるスターになるとベアーズが信じていることを強調するものになっている。

【RA】