クオーターバック（QB）マシュー・スタッフォードとロサンゼルス・ラムズは現地28日（日）に調整された契約に合意したが、さらに詳しい内容が明らかになった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが火曜日に報じたところによると、スタッフォードの調整された契約には、2024年に保証される2,350万ドル（約35億8,157万円）と、サインボーナス1,250万ドル（約19億0,509万円）、3月に支払われるロースターボーナス400万ドル（約6億0,963万円）が含まれているという。

スタッフォードが2025年の他の保証を放棄したことから、これは基本的に1年4,000万ドル（約60億9,628万円）の契約になると指摘したペリセロは、スタッフォードとラムズは今シーズンを終えた後に再び契約を見直す可能性が高いとつけ加えた。

スタッフォードとラムズは契約調整を行うことで合意に達し、その結果としてスタッフォードは予定通りにトレーニングキャンプに集合したものの、最終的な合意に至ったのは日曜日になってからだったと、NFLネットワークのイアン・ラポポートは伝えている。

現在36歳のスタッフォードは、両フランチャイズを再編するような衝撃的なトレードを経て、デトロイト・ライオンズからラムズに移籍した初年度に、チームをスーパーボウル制覇に導いた。2022年はケガに苦しめられ、成績も落ち込んだが、2023年シーズンには複数のケガを抱えながらも調子を取り戻し、ラムズのプレーオフ返り咲きに貢献している。

依然としてトップレベルの腕を持つスタッフォードは、昨シーズンに15試合に出場して3,965ヤード、タッチダウン24回、インターセプト11回を記録した。

現在、ベテランのスタッフォードは自身とラムズにとって重要なシーズンを迎えようとしている。

【RA】