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オリンピック米国女子代表ラグビー選手のスティフアームを称賛するレイブンズRBヘンリー

2024年07月31日(水) 15:47


ボルティモア・レイブンズのデリック・ヘンリー【AP Photo/Nick Wass】

“キング”の愛称で知られる、ボルティモア・レイブンズのランニングバック(RB)デリック・ヘンリーはNFLのスティフアームの王者としても知られている。

ボルティモアから約3,800マイル(約6,116km)離れたパリにおいて、オリンピック7人制ラグビーの試合中に女子アメリカ代表選手であるイロナ・マーハの披露した猛烈なランニングスタイルがヘンリーと比較された。

マーハのハイライトを一目見て、ヘンリーは彼女の新しいファンの1人となった。

レイブンズの公式サイトの記事でマット・ライアンが言及したところによると、ヘンリーは現地29日(月)にチームのソーシャルメディアチームに対して「そうだね、彼女は分かっているね。考え方だ。力強く激しく走り、倒れようとせず、どんな手を使ってでもエンドゾーンに到達する」と語ったという。

マーハはアメリカが史上最高のオリンピック成績を収めるのに貢献し、代表チームは火曜日にオーストラリア代表に14対12で逆転勝ちし、銅メダルを獲得。アメリカは前半に7対0と相手にリードを許したが、そこから巻き返した。同じ日のその試合の前に、アメリカは最終的に金メダルを獲得したニュージーランド代表に敗れている。

アメリカの歴史的快挙は月曜日にイギリスを17対7で下し、準決勝進出——アメリカの女子代表チームも男子代表チームもこれまで達成したことがない——を決めた時点で決定的となった。

歴史的快挙を成し遂げる前に、マーハは元NFLのスター選手であるジェイソン・ケルシーを代表チームの名誉あるスーパーファンに変えようと尽力していた。そのため、将来プロフットボール殿堂入りする可能性のある選手2人が、歴史的活躍を見せたアメリカ女子代表チームを応援していることになる。

初めてマーハのプレーを見たとき、2度のラッシング王者であるヘンリーはニヤリと笑いながら興奮気味にコメントしている。

その映像を見ながら「手を離しやがれ!」と叫ぶヘンリー。

テネシー・タイタンズで8シーズンを過ごした後、レイブンズでの初めてのトレーニングキャンプに参加しているヘンリーは、来たる2024年シーズンへのモチベーションが少し上がったようだ。

ヘンリーは「最高だ。俺も試合がしたくなったよ」と話した。

【KO】