新人WRマクミランをめぐる話題は「本物だ」とバッカニアーズQBメイフィールド、「彼はスター選手だ」
2024年07月31日(水) 17:09タンパベイ・バッカニアーズのトレーニングキャンプでは、これまでのところ、新人ワイドレシーバー(WR)ジェイレン・マクミランが大きな話題を呼んでいる。
バッカニアーズのクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドは新しいターゲットの1人にまつわる話を「本物」と呼ぶことをためらわなかった。
ドラフト3巡目指名で、ワシントン大学出身のワイドレシーバーの中で3番目にドラフトされたマクミランは、ドラフト2日目に発掘された逸材となる可能性がある。
メイフィールドは現地30日(火)の『Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニングキャンプ・ライブ)』で『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとサラ・ウォルシュ、およびブライアン・ボルディンガーに対して、こう語った。「(ジャリン)ポークに注目したり、(ローム)オドゥンゼに注目したりする。みんなが気づいていないことだけれど、ケガをする前は彼が2022年に主力を務めていた。だから、彼が本来の調子を取り戻すことができれば、彼はスター選手だ」
身長約185cm、体重約89kgで40ヤード走4.47秒のスピードを持つマクミランは天性のスロットレシーバーで、オープンになってディフェンスをかわすコツを心得ている。
前述の2022年シーズン中、マクミランはワシントン・ハスキーズのチーム最多となるレシーブ79回、タッチダウン9回をマークし、オドゥンゼが残した1,145ヤードという数字に次ぐ1,098ヤードを記録している。2023年シーズンの初めに膝のケガをしたため、しばらく欠場を余儀なくされ、1年の大半で調子を落としていた。
しかし、メイフィールドはフィールドでのマクミランの巧みな動きに感銘を受けている。
「彼はとてもスムーズに走る選手だ。彼はルートの頂点で、ベテラン選手がするようなボールに対する優しさを見せてくれる」と話すメイフィールド。
マクミランは長年活躍するマイク・エバンスとクリス・ゴッドウィンに次ぐ3番手ワイドレシーバーの座をめぐって、トレイ・パーマーとラキム・ジャレット、およびスターリング・シェパードと争っている。バッカニアーズの主力選手2人の隣に定位置を見つけようとするマクミランは、学びの場でもスペースを確保しているようだ。
「若い選手がやって来て、熱心に学ぼうとしているのはいいことだ。彼はとてもいいグループに恵まれているよ。うちのチームにいる選手たちから多くを学べるさ」
マクミランは2024年シーズンに最も目立つ元ハスキーズのワイドレシーバーになるだろうか? もしかしたら、そうなるかもしれない。
楽観的な見方はトレーニングキャンプの暑さと同じくらい高まっているが、今のところ、マクミランはメイフィールドの目には本物として映っている。
【KO】