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ペイトリオッツDTゴッドショウが2年最大32億円の契約延長に合意

2024年08月01日(木) 09:19


ニューイングランド・ペイトリオッツのデボン・ゴッドショウ【NFL】

ディフェンシブラインの継続性を保ちたいというニューイングランド・ペイトリオッツの願望は続いている。

現地7月31日(水)、ペイトリオッツのディフェンシブタックル(DT)デボン・ゴッドショウが最大2,100万ドル(約31億5,458万円)に上る2年の契約延長に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じた。この契約には1,650万ドル(約24億7,860万円)の保証金が含まれているとラポポートはつけ加えている。

昨シーズンの試合平均被ランヤード(93.2ヤード)で4位につけたペイトリオッツのディフェンスで、ランプレーを止めるスペシャリストとして活躍しているゴッドショウ。身長約190cm、体重約149kgのゴッドショウは2023年シーズンに全17試合に先発してタックル56回、タックルフォーロス2回、クオーターバック(QB)ヒット1回、ファンブルリカバリー1回を記録し、ペイトリオッツ守備陣で安定した存在感を保ち続けている(この3シーズンで1試合も欠場していない)。

契約最終年を迎えようとしていたゴッドショウは、チームのオフシーズンプログラムを欠席することで、今年中の新契約締結を望んでいることを表明。29歳のゴッドショウはトレーニングキャンプに姿を現していたが、水曜日の報道が出るまでは練習に参加していなかった。

ペイトリオッツはこのオフシーズンの大半を、DTクリスチャン・バーモアやラインバッカー(LB)アンファーニー・ジェニングス、LBジョシュ・ウチェ、セーフティ(S)カイル・ダガー、フリーセーフティ(FS)ジャブリル・ペッパーズなど、2023年シーズンに試合平均被ヤード(301.6ヤード)で7位につけたディフェンスを構成していた選手との再契約に費やしている。

ペイトリオッツが次に遂行すべき仕事は、新契約を求めているアウトサイドラインバッカー(OLB)マット・ジュードンをなだめることだ。この問題は今週に入ってから悪化していると見られている。

ゴッドショウを確保したことで、ペイトリオッツはヘッドコーチ(HC)として最初のシーズンを迎えるジェロッド・メイヨのユニットを完全に維持することに目を向けられるようになった。

【RA】