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2番手QBについてピケットとマッキーに言及するイーグルスOCムーア

2024年08月07日(水) 15:43


フィラデルフィア・イーグルスのケニー・ピケット【AP Photo/Chris Szagola】

2022年春、ケニー・ピケットはピッツバーグ・スティーラーズの将来的なフランチャイズクオーターバックになることを期待されてドラフト指名を受けた。

そして今現在、ピケットにはフィラデルフィア・イーグルスでバックアップの座を保持するかどうか、疑問の声が上がっている。

しかし、イーグルスの攻撃コーディネーター(OC)ケレン・ムーアはQBタナー・マッキーがセカンドチームでレップ数を増やしている最近の練習での傾向を軽視しており、現地6日(火)に発行されたチームの公式記録で次のように言及している。

「タナーは素晴らしい仕事をしている。ケニーも素晴らしい仕事をしている。この2つは独立したものだ。必ずしもお互いに関連しているわけではない。2人ともキャンプでは本当にいい調子だ」

イーグルスの攻撃コーディネーターとして1年目のムーアOCはQBジェイレン・ハーツのバックアップに関して、さまざまな組み合わせを試している状況であり、若いクオーターバックたちはレップスで順調に取り組んでいると説明した。

「若手選手の場合、ときにはフィールド上でさまざまな選手たちと一緒にいるような、さまざまな状況に置くことがある。第2グループか第1グループか、そういういろいろなことだ。彼らに対するいろいろな視点を持てるように、こうしたことをいろいろな組み合わせで試している」

「ケニーは素晴らしい対応を見せている。タナーも見事に対応している。彼らにとっては本当にいいことだ」

それでも、夏の間に注目を集める展開となるだろう。

ピケットは2022年NFLドラフトでスティーラーズに全体20位で指名され、マッキーはその1年後、イーグルスに6巡目で指名された。

2023年プレシーズンでは、マッキーが当時のバックアップであるマーカス・マリオタの座を奪うのではないかという声が高まっていた。しかし、結局、マッキーはその座を奪うことはできず、レギュラーシーズンでスナップを得ることはなかった。

とはいえ、ピケットは経験豊富なベテランではない。元スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーの後継者として期待されていたものの、結果を出せずに今シーズンがNFL3年目となる。

昨シーズンにスティーラーズで苦戦しながら12試合に出場したピケットはこの春、イーグルスにトレードされた。ピケットが昨季に記録したタッチダウンはわずか6回のみで、スティーラーズのヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンはピケットが足首の負傷から復帰した後も、シーズン終盤はメイソン・ルドルフを先発に据えることを選んだ。

ピケットにとってイーグルスに移籍したことの利点は自身がこのまま成長し続け、他のチームで再び先発のチャンスを得られる可能性があることだった。しかし、24歳のマッキーによってデプスチャートの下位に追いやられるようなことがあれば、26歳のピケットの復帰の望みに大打撃を与えることになる。

最近の練習におけるレップスがどれほど意味のあるものかは、金曜夜にアウェーでボルティモア・レイブンズと対戦するプレシーズン初戦で明らかになるかもしれない。

ムーアOCは金曜日にピケットとマッキーに求めていることについて「プレシーズンゲームは運用に関するすべて、スムーズな運用、的確な判断、純粋にフットボールを動かすことだと思う」と語り、こうつけ加えた。「プレシーズンゲーム中に状況が変わることもある。そういうことを理解した上で、素晴らしい判断を下すために的確な運用をすることが大切だ。ここで彼らがやってきたことが金曜日に必要なすべてだ」

【KO】