プレシーズン初戦でのフィールド復帰を楽しみにするカウボーイズQBランス
2024年08月11日(日) 09:18
クオーターバック(QB)トレイ・ランスは現地11日(日)にダラス・カウボーイズがプレシーズン初戦として臨むロサンゼルス・ラムズとの一戦で、自分のスキルを見せることに意欲を示している。
プレシーズンに向けて、チームの非公式デプスチャートで3番目に位置づけられているランスは、初めてカウボーイズのユニフォームを着てプレシーズンゲームに臨むにあたり、自身の考え方を説明した。
チーム公式サイトによると、ランスは金曜日に「この試合には、大学、高校と、これまでの人生で臨んできたすべての試合と同じように参加するつもりだ」と語り、こう続けたという。「特別に力を入れるわけではないと思う。過去の試合以上に頑張るつもりも、手を抜くつもりもない」
「俺にとって大事な試合だ。俺たちにとって大事な試合だから、試合に出ていいプレーをするのにワクワクしている」
2021年NFLドラフトの全体3位で指名を受けたランスは、ダック・プレスコットとクーパー・ラッシュの後塵を拝している。ランスとラッシュによるバックアップの座をかけた争いがどうなるかは未定だが、プレシーズンでの3試合はランスにとって、長年にわたってデプスチャートで2番手となっていたラッシュを上回る絶好のチャンスかもしれない。
ランスが最後にフィールドでプレーしたのは2023年のプレシーズンで、当時はサンフランシスコ・49ersに所属していた。プレシーズン最初の2試合でプレーしたランスは、49ersがプレシーズンでの最後の試合を終えた後にカウボーイズにトレードされている。
4シーズン目を迎える24歳のランスは、通算で8試合に出場(うち4試合に先発出場)してパス成功率54.9%、797ヤード、タッチダウン5回に対してインターセプト3回、パサーレーティング84.5を記録してきた。
新人契約の最終年を迎えても、ランスは目の前にあるプレシーズンでの仕事に焦点を当て続けている。
「全部なるようになると思っている」と話したランスは「それが真実だ。自分がいるべき場所にいると信じている。俺は今を生きている。1日1日を大切にし、1つ1つのミーティングや目標を大切にして、自分でコントロールできることはコントロールしている」と続けた。
【RA】