ブラウンズとLBオウスコラモーアが3年最大57億円の契約延長に合意
2024年08月15日(木) 12:40クリーブランド・ブラウンズがチームの若手守備選手の中でも特に優秀なラインバッカー(LB)ジェレマイア・オウスコラモーアと契約延長に合意した。
現地14日(水)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話をもとに、オウスコラモーアが最大で3,900万ドル(約57億5,268万円)に上り、2,500万ドル(約36億8,761万円)が保証される3年契約にサインすると報道。その後、チームがオウスコラモーアの契約延長を正式に発表した。
チーム公式サイトによると、オウスコラモーアは「クリーブランドは、自分が心からつながりを感じ、自分の価値観とフィールド内外での仕事を一致させることができる場所になっている」と話したという。
「俺を信じ、一緒にこの旅を続ける機会を与えてくれたブラウンズの組織に深く感謝している。この街と素晴らしいファンのために偉大なことを成し遂げるべく、自分たちが築いた土台の上に立ち、チームメイトと共にたゆまぬ努力を続け、前進し続けることに興奮している」
『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、年平均で1,300万ドル(約19億1,756万円)を受け取る予定のオウスコラモーアは、年俸1,370万ドル(約20億2,014万円)を稼いでいるピッツバーグ・スティーラーズのパトリック・クイーンに次いで、NFLで6番目に高い年俸を得るラインバッカーになるという。
2023年シーズンに16試合に出場(うち13試合に先発出場)してタックル101回(うちフォーロス20回)、サック3.5回、インターセプト2回、フォースドファンブル1回を記録し、プロボウルに選出されたオウスコラモーアは、今やNFL屈指の若手守備選手と見なされている。オウスコラモーアはカバレッジ能力も高く評価されており、ブラウンズが昨季にディフェンスとしてトップクラスの成績を残すのに貢献した。
今オフシーズンにシオーネ・タキタキとアンソニー・ウオーカーJr.が退団したことを踏まえると、今季は“JOK”ことオウスコラモーアにさらなる期待がかかるだろう。オウスコラモーアが今シーズンにブラウンズの“グリーンドット”ディフェンダー――ヘルメットの通信システムでプレーコールを受け、それをフィールド上のチームメイトに伝える選手――になる可能性もある。
新たな契約が何かを示すものであるとすれば、ブラウンズは明らかにオウスコラモーアがより大きな責任を負うに値する存在だと信じている。
【RA】