シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック（QB）ジョー・バロウは先週のプレシーズン初戦で1シリーズだけプレーし、タッチダウンドライブを導いた。今週はシカゴ・ベアーズとの合同練習で汗を流している。

スターQBのバロウは現地18日（土）に控えるシカゴでのプレシーズンゲームには出場しないことになっているが、来週に予定されているインディアナポリス・コルツとの合同練習に参加するかどうかにかかわらず、レギュラーシーズン第1週の準備は整っていると明言している。

木曜日にバロウがチームの公式サイトで明かしたところによれば、「最初の試合になれれば準備はできている。あともう1つやるかどうかは関係ない。もちろん、もう一度やれればうれしいけど、でも準備は問題ない」とのこと。

ベンガルズの2024年シーズン初陣は現地9月8日【日本時間9日（月）】、ニューイングランド・ペイトリオッツ戦だ。

バロウは手首のケガで昨季は11月半ばにシーズンを終えることになった。今回はトレーニングキャンプの練習にも参加しているが、バロウのキャリアを通してオフシーズンの練習参加は珍しい機会とも言える。ルーキーとして過ごしたオフシーズンは新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて短縮され、2021年は膝の手術を経てリハビリに励み、2022年のキャンプ開始時には盲腸の手術を受け、2023年はふくらはぎのケガに悩まされていた。

「ここ数年はこういうレップスができなかったからね」と言うバロウは「シーズン前のレップスは多ければ多いほどいい。今の状態に満足しているし、正しい方向に進んでいるとも思っている」と続けた。

バロウはこの4シーズンでキャンプにフル参加したことがないにもかかわらず、試合では活躍してきた。2024年はこのトレーニングキャンプで経験したレップスがさらなる飛躍につながると期待できるだろう。当然ながら、バロウにとって重要なのは出だしというよりも、最後まで健康で居続けることだ。

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