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バイキングスがQBマット・コラルと契約、新人マッカーシーをIRに登録

2024年08月17日(土) 20:21


カロライナ・パンサーズのマット・コラル【AP Photo/Charles Krupa】

ミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)の窮地を救うため、マット・コラルがNFLに戻ってくる。

バイキングスは2022年NFLドラフト3巡指名でカロライナ・パンサーズから指名されたコラルと契約、そして現地16日(金)にJ.J.マッカーシーを故障者リザーブに登録した。

マッカーシーはラスベガス・レイダースとのプレシーズン初戦で右半月板を断裂し、月曜日の練習を欠席。その時点では膝の痛みだと判断されていたが、さらなる検査を受けた結果、半月板が断裂していることが判明して手術が実施されている。これを受けて、2024年シーズンはサム・ダーノルドが不動のスターターとなり、ニック・ムレンズとジャレン・ホールが控えを務める。2023年はムレンズとホールに加えて、ジョシュア・ドブスとカーク・カズンズもバイキングスの先発として試合に出場したことがある。このことから、指揮官であるケビン・オコンネルHC(ヘッドコーチ)はQBが多すぎても困ることをよく理解している。

コラルが53人のロースターに残る可能性があるのか、それとも単純にキャンプ中の仕事を期待されてのことかはまだ分からない。

25歳と若手のコラルがQBに精通したオコンネルHCの再生プロジェクトに加わる可能性もある。

コラルはこれまでにNFLの公式戦でプレーしたことがない。

マッカーシーと同様、ルーキーイヤーに挑む前に負傷し、故障者リザーブに入ることになったあと、2023年夏にパンサーズから放出され、ニューイングランド・ペイトリオッツに引き抜かれるも練習生として時間を過ごした。

UFLのバーミンガム・スタリオンズでリーグ優勝に貢献したコラル。

バイキングスの将来的なフランチャイズQBとして期待されるマッカーシーにとってはシーズン開幕前に今季終了を迎えてしまい、悲痛なNFLキャリアのスタートになった。

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