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足負傷のチャージャーズQBハーバートが7月以来の練習復帰

2024年08月20日(火) 10:49


ロサンゼルス・チャージャーズのジャスティン・ハーバート【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

レギュラーシーズン開幕まで2週間あまりとなった現地19日(月)、ロサンゼルス・チャージャーズのクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートが大きなハードルを乗り越えた。

練習場に戻ったハーバートは7月ぶりに練習に参加。チャージャーズのソーシャルメディアは、月曜日の午後に行われた練習中にユニフォーム姿でパスを投げているハーバートの写真を喜びとともに投稿している。

「見たかった光景はこれ」

チャージャーズのヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーはハーバートの復帰に満面の笑みを浮かべ、次のように述べた。

「音楽が聞こえたかのようだった。天使の声かもしれない。素晴らしい気分だ」

ハーバートは8月初めに右足の足底筋膜を負傷して離脱。チャージャーズはトレーニングキャンプとプレシーズンを通して慎重な対応を余儀なくされていた。ハーバートの欠場により、チャージャーズはイーストン・スティックをプレシーズンゲームの先発クオーターバックに起用したほか、約2週間前にはXFL(エクストリーム・フットボール・リーグ)およびUFL(ユナイテッド・フットボール・リーグ)で活躍したルイス・ペレスと契約し、クオーターバック陣を補強している。

スティックとペレスはいずれも、ハーバートの控え選手としてチャージャーズに安心感を与えるほどのパフォーマンスを見せていない。しかし、チャージャーズは焦ることなく、ハーバートと進んでいく計画を信じている。ハーバートが月曜日に練習復帰したことは、チャージャーズファンが待ち望むような完全復帰の合図とはまだ言えないものの、レギュラーシーズンに向けてハーバートが徐々に調整していく段階が始まったことを示唆している。

昨季に負傷を抱えながらも13試合に先発した後、骨折した右手人差し指の手術でシーズンを早々に終えたハーバートにとって、健康が最優先事項であることに変わりはない。ハーボーHCが指揮を執る最初のシーズンに向けて、チャージャーズはハーバートが準備万端であることを必要としており、月曜日にはその目標達成に向けた前向きな一歩を踏み出した。

【KO】