ロースターのカットダウン期日である現地27日（火）に、テネシー・タイタンズが元ドラフト1巡目指名のコーナーバック（CB）ケレブ・ファーリーをリリースしたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。

2021年NFLドラフトでタイタンズから全体22位指名を受けたファーリーは、テネシーでの3シーズンでわずか12試合の出場にとどまり、2023年は前シーズンから続く背中のケガによってシーズン全体を欠場。2021年にはACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂している。

バージニア工科大学出身のファーリーは新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の懸念から2020年の大学シーズンを欠場した後、NFLに参戦。各チームはファーリーの負傷歴とドラフト前に受けた背中の手術にも懸念を抱いていた。

タイタンズはそのような心配をよそに、ファーリーをドラフト1巡目で指名し、これが大当たりとなることを期待していた。しかし、ケガの問題は続き、ファーリーはフィールド上に出ても、これといって良いプレーを見せることができていない。

今オフシーズンにコーナーバック陣を含むチームのロースターの立て直しに取り組んできたタイタンズは、ベテランのラジャリウス・スニード、チドビ・アウーゼーを獲得し、ドラフト5巡目でジャーヴィス・ブラウンリーJr.を指名した。

今の状況が落ち着けば、今週カットされたほとんどの若手選手と同様に、ファーリーも練習生になるかもしれない。

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