ベンガルズとWRチェイスがNFL最高年俸WRとなる契約の交渉を継続
2024年08月28日(水) 16:20先日、ワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスがシンシナティ・ベンガルズの練習に参加するという喜ばしい姿が見られた。ベンガルズのヘッドコーチ(HC)はチェイスがシーズン第1週に出場することを期待している一方で、チェイスは高額な契約延長に向けた交渉の渦中にある。
ベンガルズのトップレシーバーであるチェイスにとって、物事は良い方向に進んでいるようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地27日(火)に報じたところによれば、チェイスとベンガルズはミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソンと並んでNFL最高年俸を手にするワイドレシーバーとなるか、もしくはそれをわずかに上回る可能性のある長期契約の交渉を続けているという。
ラポポートは自身の見解として、チェイスにとってはルイジアナ州立大学(LSU)時代のチームメイトであるジェファーソンよりも1セントでも多く稼ぐことが「実際のところの目標だ」と述べている。
2021年NFLドラフト全体5位で指名されたチェイスは5年目のオプションを含め、新人契約が残り2シーズンとなっている。チェイスが受け取ることになっている今年の基本給はわずか105万ドル(約1億5,170万円)だ。
ジェファーソンは6月に4年1億4,000万ドル(約202億2,650万円)の大型延長契約を結び、レシーバーとして総額および年平均(3,500万ドル/約50億5,662万円)でトップに立っている。
チェイスはホールドアウトではなくホールドインを行い、トレーニングキャンプ中の練習をほとんど控えていると、ラポポートは伝えた。
火曜日、ザック・テイラーHCはチェイスがプレーするかどうかを尋ねられ、「ああ」とだけ返答。この受け答えはテイラーHCがこの夏、チェイスに関することについてあまり多くを語らなかったことを象徴している。それでも、ラポポートが指摘しているように、チェイスは契約上、シーズン開幕戦に出場する義務がある。
24歳のチェイスはNFLでトップクラスのワイドレシーバーとして頭角を現してきた。それはプロボウルに3度選出され、3シーズンすべてで1,000ヤード以上を記録していることからも明らかだ。
ラポポートによると、新契約がいつ成立するかは予想できないものの、自身の成績に見合った昇給を求めているチェイスはメディアにほとんど詳細を明かすことなく、フロントオフィスと交渉を進めているとのこと。
まだ新しい契約は結ばれていないが、クイーンシティでは事態が順調に進んでいるようだ。
【KO】