ジャイアンツHCダボールが2024年シーズンにプレーコールを担当へ
2024年09月04日(水) 12:29ニューヨーク・ジャイアンツでの重要な3年目を迎えるヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールが、プレーコールの任務を再び引き受けることにしたようだ。
ダボールHCは現地3日(火)に記者団に対し、2024年にはオフェンスのプレーコールを担当するつもりだと語った。
『ESPN.com』のジョーダン・ラナンによると、ダボールは「ああ、やるよ」と率直に答え、いつ決断したかについてはそれ以上の詳細を明かさなかったという。
ダボールHCがジャイアンツに来てから最初の2年間は攻撃コーディネーター(OC)マイク・カフカがプレーコールを担当していたが、3年目のヘッドコーチは3月に、自分がその役割を引き継ぐことを検討しているとコメント。
オフシーズンの大半を通じて、ダボールHCが正式にその役割を引き継ぐ方向に進んでいた。ワイドレシーバー(WR)ダリウス・スレイトンは7月に、ダボールHCが今オフシーズンのオフェンス会議でより大きな役割を担っているとコメント。ダボールHCはプレシーズン中に、プレーコールの役割に復帰していた。
49歳のダボールHCは火曜日に、プレーコールの役割を担うことを正式に発表している。
オフェンスが昨年に苦戦したことを受け、ダボールHCが自らの生業(なりわい)に戻るのは驚きではない。ダボールHCがジャイアンツのヘッドコーチに就任したのは、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンとバッファロー・ビルズでのプレーコールの腕前が評価されたからだ。仮にニューヨークで挫折することがあったとしても、ダボールHCは全力を尽くして戦うだろう。
今オフシーズン初め、カフカOCはプレーコールの任務を取りあげられる可能性について悲観しておらず、それはカンザスシティ・チーフスでの経験と似ていると指摘していた。
『SNY TV』によると、カフカOCは6月に「カンザスシティでの経験を少し思い出す。そこでは(ヘッドコーチのアンディ)リードが主なプレーコーラーで、エリック・ビエネミー(チーフス元OC)やマット・ナギー(チーフス現OC)といった、彼の下にいたコーディネーターたちもとても積極的に関与していた」と述べ、次のように続けたという。
「だから、私にはそういうシステムに身を置いた経験がある。それはリーグ全体ではよくあることで、コーチたちもそうしている。だから、ダボールがどんな決定を下すにしても、私は全面的に支持している」
ダボールHCは2024年には自分がQBダニエル・ジョーンズの耳元に指示を送るという決断を下した。
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