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ベアーズQBウィリアムズには全体1位指名にふさわしい敬意を払うべきとタイタンズHCキャラハン

2024年09月04日(水) 12:50


シカゴ・ベアーズのケイレブ・ウィリアムズ【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

長年にわたり、全体1位指名のクオーターバック(QB)が開幕戦でのデビューで敗北を喫するという事態が続いてきた。テネシー・タイタンズは今年もその流れが途切れないことを願っている。

全体1位で指名された過去10人のQB――ブライス・ヤング、トレバー・ローレンス、ジョー・バロウ、カイラー・マレー、ジェイミス・ウィンストン、アンドリュー・ラック、キャム・ニュートン、サム・ブラッドフォード、マシュー・スタッフォード、カーソン・パーマー――は、デビュー戦で合わせて0勝9敗1分の成績を記録している。唯一、敗戦を免れたのはマレーで、デトロイト・ライオンズ戦を27対27の引き分けで終えた。

2002年にデビッド・カーが勝利を収めて以来、全体1位指名のQBが開幕戦で白星をあげた例はなく、その間には厳しいデビューを余儀なくされた選手も少なくない。

このような背景を踏まえた上で、タイタンズはシカゴでQBケイレブ・ウィリアムズ率いる新生ベアーズとの開幕戦に臨む。

現地2日(月)、タイタンズの新ヘッドコーチ(HC)ブライアン・キャラハンは、ルーキーのウィリアムズを絶賛した。

「彼は1位指名選手に求められる資質をすべて兼ね備えている」とキャラハンHCは『The Tennessean(ザ・テネシアン)』に話している。

「こちらも彼にふさわしい敬意を払わなければならない。このリーグでは当然、それを実績で証明する必要がある。彼はレギュラーシーズンの試合で結果を残すことが求められる。ただ、できれば1週目だけはそうならないことを願っている」

『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』のドラフトモデルによれば、ウィリアムズは96という総合スコアを獲得し、2003年以降のドラフトで2番目に高い評価を受けたクオーターバックとなっている。

ウィリアムズはプレシーズン中に、USC(南カリフォルニア大学)時代に見せた、予定外のプレーや即興的な動きでビッグプレーを生み出す能力を披露した。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)出身のキャラハンHCも、ウィリアムズのダイナミックな才能を高く評価している。

「私はケイレブ・ウィリアムズの大ファンで、彼がUSCで成し遂げたことを非常に高く評価している」とキャラハンHCは語った。

「彼を何年も見てきた。本当にダイナミックな選手だ。クオーターバックのファンとして、彼のプレーを見るのはすごく楽しい」

とはいえ、タイタンズはこのルーキーQBを初戦から容赦なく追い詰めるだろう。ウィリアムズはプレシーズンでNFLレベルに多少は慣れたとはいえ、相手は主に単調なカバレッジやバックアップ選手だった。日曜日には、刷新されたセカンダリーを擁するタイタンズの先発ディフェンスと対峙することになり、彼らはプレッシャーやカバレッジを巧みに使いこなし、ウィリアムズを混乱させようとするに違いない。

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