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コマンダースGコスミが4年106億円の契約延長に合意

2024年09月05日(木) 10:14


ワシントン・コマンダースのサミュエル・コスミ【NFL】

ワシントン・コマンダースがオフェンスシブライン(OL)の要を確保している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地4日(水)に状況を知る人物の話をもとに報じたところによると、コマンダースはガード(G)サミュエル・コスミと4年7,400万ドル(約106億0,810万円)の契約延長に合意したという。

その後、コマンダースもこの契約について発表した。

コスミは粘り強さと成長を経て、自分に合ったポジションを見つけた成功例だ。

2021年ドラフトの2巡目で指名されたテキサス大学出身のコスミは、キャリア最初の2年間にライトタックル(RT)のポジションで苦戦し、何度も失敗を重ね、決して快適にプレーしているようには見えなかった。2023年にライトガード(RG)に移されてから、コスミのプレーは飛躍している。

25歳のコスミは優れたランブロッカーであり、パスプロテクションでも傑出した選手であることを証明。ポジションを変更した最初の年に、NFLでもトップクラスのガードとしての可能性を示した。コスミは2024年にプロボウルに初選出される可能性も秘めている。

オフシーズン中、コマンダースは新人クオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズの前に立つオフェンスシブラインを大幅に刷新。コスミがレギュラーシーズンの試合に出場することなく契約延長を果たしたのは、コマンダースの新しい首脳陣がコスミのポジション変更後の成長とプレーに感銘を受けていることを示している。

【KO】