フィラデルフィア・イーグルスに敗れたグリーンベイ・パッカーズの今季初戦の影響度合いはまだ見え切っていない。

現地6日（金）、ブラジル・サンパウロを舞台に、パッカーズがイーグルスに29対34で敗北した試合のラストドライブで、パッカーズのフランチャイズクオーターバック（QB）であるジョーダン・ラブが下腿を負傷した。

ヘッドコーチ（HC）マット・ラフルアーは試合後、新たな情報はないとしつつ、ラブのステータスを問われて「分からない」と2度、口にしている。

パッカーズの49ヤードラインから第1ダウン残り10ヤードの攻撃で、イーグルス守備陣2人からハイローを受けたラブ。ヒットされる直前に、ランニングバック（RB）ジョシュ・ジェイコブスにラテラルパスを通したラブはそのままフィールドに残っていたが、足を引きずりながら退場した。

この試合でラブはパス34回中17回を成功させて260ヤード、2タッチダウンと1回のインターセプトを記録。試合後にロッカールームに自力で歩いていく姿が目撃されているが、その際も補助を受けていた。

イーグルス戦のラスト2回のプレーは約2週間前にテネシー・タイタンズとのトレードで獲得したバックアップQBであるマリク・ウィリスが交代するも、パスインコンプリートのあと、サックされて試合終了となった。