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ラムズのマクベイHC、足首捻挫のWRカップは「長期間の欠場」

2024年09月17日(火) 08:29


ロサンゼルス・ラムズのクーパー・カップ【AP Photo/Jeff Lewis】

現地15日(日)、敗戦後に左足にウオーキングブーツを履いて帰路についたロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)クーパー・カップがすぐにフィールドに戻ることはなさそうだ。

指揮官を務めるショーン・マクベイHC(ヘッドコーチ)は16日、カップが足首の捻挫により、「長期間の欠場」を余儀なくされると明かした。カップはガード(G)ジョナ・ジャクソン(肩)とセーフティ(S)ジョン・ジョンソンとともに、故障者リザーブ(IR)入り候補だが、マクベイHCはその3人のいずれもシーズンを棒に振るようなケガではないと強調している。

ラムズがスーパーボウルを制した2021年シーズンにレシーブ部門で3冠を達成して以降、カップが負傷によって欠場を強いられるのは3年連続だ。過去2シーズンは足首とハムストリングを痛めて合計13試合に出場できていない。

目下、0勝2敗のマクベイHC率いるラムズにとって、故障者の点でも勝敗においても、最悪のスタートとなった。

クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが誇っていたレシーバー陣――カップを筆頭にルーキーイヤーにブレイクを果たした2年目のプカ・ナクア――は急速に衰退している。今季初戦のデトロイト・ライオンズ戦でPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)を捻挫したナクアはすでにIR入りしており、カップもそこに加わる可能性がある。

オフェンシブラインも苦しい状況だ。ジャクソンに加えてオフェンシブタックル(OT)ジョセフ・ノートブームとガード(G)スティーブ・アビラが負傷。ノートブームとアビラは先週、ナクア同様にIRに入った。

カップは日曜日のアリゾナ・カーディナルス戦でキャッチ4回、37ヤードを記録して戦線離脱、その後は試合に戻っていない。

今季の2試合でカップはキャッチ18回と147ヤードでレシーバーのトップに立っており、ラムズ唯一のタッチダウンレシーブを決めているのもカップだ。

カップとナクアが不在の間、ラムズにはWR陣に残るタイラー・ジョンソン、デマーカス・ロビンソン、トゥトゥ・アトウェル、ルーキーのジョーダン・ウィッティントンの大きな貢献が必要になる。

シーズン第3週サンデーフットボールでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)王者のサンフランシスコ・49ersを迎えるラムズにとって、前途は簡単ではない。