ドルフィンズがタゴヴァイロア不在中のバックアップとしてQBタイラー・ハントリーを獲得へ
2024年09月17日(火) 08:55タイラー・ハントリーが2024年、再び動き出す。
現地16日(月)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話として、マイアミ・ドルフィンズがボルティモア・レイブンズの練習生からベテランのバックアップを獲得すべく動いていると報道。ヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルがこれを認めている。
クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアが再び脳しんとうに見舞われる中、ピンチをしのぐ経験豊富なベテランを必要とするドルフィンズのため、2022年にプロボウラーとなったハントリーがマイアミに向かう。タゴヴァイロアがまだ脳しんとうプロトコルに入っていることから、シーズン第3週に控えるシアトル・シーホークス戦はスカイラー・トンプソンが先発候補に挙がっており、ハントリー加入はトンプソンがプレーできない事態に見舞われた場合、あるいは司令塔の交代を必要とするほど大苦戦を強いられた場合に、その役目を全うできるバックアップの選択肢をドルフィンズに与えることになる。
ハントリーは2024年シーズンに向けてクリーブランド・ブラウンズで始動したものの、ブラウンズのQBルームからは脱落し、ロースター53名の登録期日を受けてリリースされた。その後、ほどなくして4年間のNFLキャリアを過ごしたレイブンズに練習生として戻っていた。
ドルフィンズ加入によって、ハントリーはこの1カ月間で2度目の引っ越しで新たな目的地に向かう。ハントリーはマクダニエルHCの野心的で爆発的なオフェンスを短期間で習得し、出番の声がかかれば即座に動けるようにしておかなければならない。