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近代選手167名が2025年度プロフットボール殿堂入り候補に

2024年09月19日(木) 16:09


プロフットボール殿堂のロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

『Visual Edge IT(ビジュアル・エッジIT)』提供の2025年度プロフットボール殿堂入りの近代部門候補者167名の中には、今回初めて資格を得た選手が16名含まれている。

今年初めて選考資格を得た選手の中で最も多いポジションは、オフェンシブラインマン(OL)で、トラビス・フレデリック、ライアン・カリル、ジョー・ステイリー、マーシャル・ヤンダの4名らが選ばている。そのほか、初めて殿堂入り候補リストに挙がった選手には、クオーターバック(QB)イーライ・マニング、ランニングバック(RB)マーショーン・リンチ、ダレン・スプロールズ、ワイドレシーバー(WR)デマリウス・トーマス、タイトエンド(TE)バーノン・デービス、デラニー・ウォーカー、ラインバッカー(LB)ルーク・キークリー、テレル・サッグス、ディフェンシブバック(DB)アントワン・ベシア、アキブ・タリブ、アール・トーマス、そしてキッカー(K)アダム・ビナティエリといった面々がいる。

全候補者の内訳は94名の攻撃選手と62名の守備選手、17名のスペシャルチーム選手となっている。

選考過程の次の段階では、選考委員会がリストを50名まで絞り込む(50位に同点者がいる場合はそれも含む)。その選考結果は10月中旬に発表される予定だ。

その後、50名からなる殿堂入り選考委員会がリストをさらに絞り込み、今秋に25名のセミファイナリストを選出する。さらにもう一度投票を行い、15名のファイナリストが選ばれ、第59回スーパーボウルに先立って行われる年次選考会で話し合われる。この選考会で新たな殿堂入りメンバーが決定され、殿堂の規定に基づき、3名、4名、または5名の近代部門選手が選出される可能性がある。

2025年度プロフットボール殿堂入り近代部門候補者

2024年のファイナリストにはアスタリスク(*)を付記。また、今年初めて資格を得た選手は太字で表記されている。候補の対象となるには最後にプレーしたのが少なくとも5フルシーズン前でなければならない。したがって、最後にプレーしたのが2019年の選手が2025年に初めて候補の対象になる。

QB 10名
マーク・バルジャー、ランドール・カニンガム、ジェイク・デローム、ダグ・フルーティ、リッチ・ギャノン、ジェフ・ガルシア、ドノバン・マクナブ、イーライ・マニング、スティーブ・マクネア、トニー・ロモ

RB 31名
ショーン・アレキサンダー、テリー・アレン、ジャマール・アンダーソン、ティキ・バーバー、ラリー・センターズ(フルバック/FB)、ジャマール・チャールズ、スティーブン・デイビス、コーリー・ディロン、ウォリック・ダン、チャーリー・ガーナー、エディー・ジョージ、プリースト・ホームズ、スティーブン・ジャクソン、クリス・ジョンソン、トーマス・ジョーンズ、ジョン・クーン(FB)、ボンタ・リーチ、ドーシー・レベンス、ジャマール・ルイス、マーショーン・リンチ、エリック・メットカーフ(兼WR、パントリターナー/PR、キックリターナー/KR)、グリン・ミルバーン(兼WR)、ロレンツォ・ニール(FB)、クリントン・ポルティス、トニー・リチャードソン(FB)、ロバート・スミス、ダレン・スプロールズ(兼PR、KR)、*フレッド・テイラー、クリス・ウォーレン、リッキー・ウォーターズ、リッキー・ウィリアムズ

WR 21名
アンクワン・ボールディン、ドナルド・ドリバー、アントニオ・フリーマン、アービン・フライアー、*トリー・ホルト、ジョー・ホーン、チャド・ジョンソン、ブランドン・マーシャル、デリック・メイソン、ハーマン・ムーア、ムシン・ムハンマド、ジョーディ・ネルソン、アンドレ・ライゾン、ジミー・スミス、ロッド・スミス、スティーブ・スミスSr.、デマリウス・トーマス、ハインズ・ウォード、*レジー・ウェイン、ウェス・ウェルカー、ロディ・ホワイト

TE 6名
ベン・コーツ、バーノン・デービス、アントニオ・ゲイツ、ジェレミー・ショッキーデラニー・ウォーカー、ウェスリー・ウォールス

OL 26名
*ウィリー・アンダーソン(タックル/T)、ブルース・アームストロング(T、ガード/G)、マット・バーク(センター/C)、ロマス・ブラウン(T)、ルーベン・ブラウン(G)、*ジャーリ・エバンス(G)、トラビス・フレデリック(C)、ジョーダン・グロス(T)、ライアン・カリル(C)、リンカーン・ケネディ(T)、 オリン・クロイツ(C)、T.J.ラング(T)、ニック・マンゴールド(C)、ローガン・マンキンス(G)、トム・ネイレン(C)、ジェフ・サタデー(C)、マーク・シュレーレス(G/C)、ジョシュ・シットン(G)、クリス・スニー(G)、ジョー・ステイリー(T)、デイブ・ソット(G)、ブライアン・ウォータース(G)、リッチモンド・ウェッブ(T)、エリク・ウィリアムズ(T)、スティーブ・ウイスニウスキー(G)、マーシャル・ヤンダ(G)

ディフェンシブラインマン(DL) 18名
ジョン・エイブラハム(ディフェンシブエンド/DE、兼LB)、*ジャレッド・アレン(DE)、*ドワイト・フリーニー(DE)、ラロイ・グローバー(ディフェンシブタックル/DT、ノーズタックル/NT)、ケイシー・ハンプトン(DT、NT)、ロバート・マシス(DE)、ハロティ・ナータ(DT)、シメオン・ライス(DE)、クライド・シモンズ(DE、DT)、ジャスティン・スミス(DE)、ニール・スミス(DE)、デイナ・スタブルフィールド(DT)、ヘンリー・トーマス(DT、NT)、ジャスティン・タック(DE)、テッド・ワシントン(NT、DT)、ビンス・ウィルフォーク(DT、NT)、ジャマール・ウィリアムス(DT、NT)、ケビン・ウィリアムズ(DT)、パット・ウィリアムズ(DT)

LB 20名
ジェシー・アームステッド、ブレンドン・アヤンバデホ、コーネリウス・ベネット、ランス・ブリッグス、キース・ブルッキング、ナバーロ・ボウマン、テディ・ブルスキ、ドニー・エドワーズ、ジェームズ・ファリアー、ロンドン・フレッチャー、ジェームズ・ハリソン、ルーク・キークリー、ウィリー・マクギネスト(兼DE)、ケン・ノートンJr.、ジュリアン・ピーターソン、ビル・ロマンスキー、タキオ・スパイクス、テレル・サッグス、マイク・ブレイベル、リー・ウッドール

DB 18名
*エリック・アレン(コーナーバック/CB)、エリック・ベリー(DB)、アントワン・ベシア(セーフティ/S)、ドレイ・ブライ(CB)、キャム・チャンセラー(S)、ニック・コリンズ(DB)、アントニオ・クロマティー(CB)、ディアンジェロ・ホール(DB)、*ロドニー・ハリソン(S)、ユージーン・ロビンソン(DB)、サマリー・ロール(DB)、アレン・ロッサム(DB)、ボブ・サンダース(S)、アキブ・タリブ(CB)、アール・トーマス(S)、チャールズ・ティルマン(CB)、トロイ・ビンセント(CB)、*ダレン・ウッドソン(S)

パンター(P)、K 15名
デビッド・エイカーズ(K)、ゲイリー・アンダーソン(K)、ダレン・ベネット(P)、ジェイソン・イーラム(K)、ジェフ・フィーグルス(P)、ジェイソン・ハンソン(K)、ジョン・ケイシー(K)、ショーン・ランデタ(P)、シェイン・レクラー(P)、パット・マカフィー(P)、ブライアン・ムーアマン(P)、マット・ストーバー(K)、マット・ターク(P)、マイク・バンダージャット(K)、アダム・ビナティエリ(K)

スペシャルチーム 2名
ジョシュ・クリッブス(KR、PR、兼WR)、ブライアン・ミッチェル(KR、PR、兼RB)

20名のファイナリストがプロフットボール殿堂選考委員会の年次選考会で50名全員の選考委員に提示され、2025年の殿堂入りメンバーが選出される。これら候補者たちは近代部門ファイナリスト15名、シニア部門ファイナリスト3名、コーチ部門ファイナリスト1名、貢献者部門ファイナリスト1名によって構成される。

選考委員会は第59回スーパーボウルに先立ち、来年(日程は未定)に開催される。最終的に殿堂入りを果たす人数は毎年決まっていないものの、選考過程の細則では4名から8名が選ばれることになっている。

ファイナリストが2025年のプロフットボール殿堂入りメンバーに加わるためには、選考委員会から少なくとも80%の支持を得なければならない。近代部門のファイナリストは年次選考会で15人から10人に絞られ、さらに7人に絞られる。その後、選考委員のメンバーは投票で7人のファイナリストの中から5人を選出する。

今年の候補者の絞り込みと最終決定のために行われる投票は、『Ernst & Young LLP(アーンスト・アンド・ヤング/EY)』がプロフットボール殿堂のために特別に開発したオンラインの投票プラットフォーム上で行われる。

『EY』は2020年センテニアル(百年祭)クラスの選考プロセスから関わってきた。

『Visual Edge IT』提供の2025年度プロフットボール殿堂入りの式典は、来年の8月にオハイオ州カントンで行われる。

【KO】