チーフスLTモリスがファルコンズ戦で先発へ、新人スアマタイアはベンチに
2024年09月22日(日) 22:52カンザスシティ・チーフスがアトランタ・ファルコンズとのサンデーナイトゲームで大幅なラインアップ変更を実行する。
情報筋によれば、2年目のオフェンシブタックル(OT)ワーニャ・モリスがレフトタックル(LT)として、クオーターバック(QB)パトリック・マホームズのブラインドサイドを守るという。2巡目指名のルーキー、キングスレイ・スアマタイアはベンチに下がる。
2024年シーズンに先発の座を勝ち取ったスアマタイアは、開幕戦では踏みとどまったものの、シーズン第2週では苦戦した。そのベンガルズ戦で21歳のスアマタイアは途中交代させられたが、2回のサックを挙げたディフェンシブエンド(DE)トレイ・ヘンドリックソンの助けもあって、チームは勝利している。
チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは現地20日(金)に先発を発表しなかったが、両タックルの準備に問題はなく、プレーする見込みだと記者団に語っていた。
今週初め、スアマタイアを試合中に下げた理由を説明したリードHCは、“いったん1歩下がってから、1歩前進する”ことが必要だと感じたと述べていた。
「彼への信頼は失っていない」とリードHCは述べた。「いい選手を相手にしていたので、そこから学んでもらいたい」
伝説的なボーカルグループでボーイズIIメンの同名のシンガーから名前をもらったモリスは、昨シーズンに4試合で先発し、先週のベンガルズ戦で1ヤードのタッチダウンキャッチを決めている。
ポテンシャルは十分に見せているが、日曜日のファルコンズ戦で対峙(たいじ)するパスラッシャーのマット・ジュードンは過去最大の強敵だ。チームが期待するのは、ここでモリスが活躍を見せるか、スアマタイアがこの小休止をポジティブに活用するか、あるいはその両方だろう。
その他のチーフスオフェンス情報としては、腓骨(ひこつ)骨折の手術を受けたランニングバック(RB)アイゼア・パチェコが故障者リザーブ(IR)となり、少なくとも6週間は離脱する。
今週になって契約を交わし、練習生となったカリーム・ハントはプレーしない。新人ランニングバック(RB)カーソン・スティールはプレーすると見られており、パチェコの穴埋めとして先発する最初のチャンスを得る。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)からドラフト外フリーエージェントとして入団したスティールは、2試合でキャリー9回、27ヤードを獲得している。シーズン前に契約したRBサマジェ・ペリーンも、調子が良ければ多くのスナップを受けることになるかもしれない。
【M】