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背中の痛みを抱える49ersのQBパーディーは日々の経過観察、MRI検査では異常なし

2024年09月24日(火) 11:12


サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー【AP Photo/Brynn Anderson】

サンフランシスコ・49ersでは負傷者が相次いでおり、今やクオーターバック(QB)ブロック・パーディーもそのリストに名を連ねている。

現地23日(月)、背中の痛みに対処しているパーディーは日々の経過観察の対象となっているとヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンが明かした。

日曜日に27対24で敗れたロサンゼルス・ラムズ戦で、1プレーも休むことなくプレーしたパーディー。MRI検査を受けた結果、異常は見られなかったとシャナハンHCはつけ加えている。

不運なことに、パーディーのケガに関するニュースはシャナハンHCが報告した最悪の事態ではない。シャナハンHCはノーズタックル(NT)ジャボン・ハーグレイブが三頭筋の断裂により、今季の残る試合を欠場する見込みだとも発表している。

2023年シーズンを迎えるにあたり、大きな注目を浴びながらフリーエージェント(FA)として49ersと契約したハーグレイブは、昨季にプロボウルに選出され、今シーズンに先発した3試合を通してタックル7回、サック1回を記録していた。

ハーグレイブが欠場すれば、ジョーダン・エリオットやケビン・ギブンズの出場機会が増える可能性が高い。

パーディーに関して言えば、彼のケガは相次ぐ負傷者に悩まされている才能豊かな攻撃陣における最新の懸念材料となっている。

昨季にAP通信オフェンス部門年間最優秀選手賞を獲得したランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーは現在、ふくらはぎとアキレス腱(けん)の問題で故障者リザーブ(IR)に登録されている。シャナハンHCは月曜日に、マカフリーはアキレス腱炎の問題を専門家に診てもらうためにドイツに渡り、数日間滞在する予定だと述べた。

マカフリーやワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエル、タイトエンド(TE)ジョージ・キトルは、日曜日に実施されたラムズ戦でそれぞれインアクティブとされていた。

シャナハンHCは先週の時点で、サミュエルはふくらはぎの問題で数週間欠場すると明かしている。

キトルに関してはハムストリングのケガに対処中だ。シャナハンHCは月曜日に、プロボウルに選出された経歴を持つキトルが今週中に練習に復帰することを期待していると話している。

49ersは次の日曜日にニューイングランド・ペイトリオッツを迎え撃つ予定だが、その試合ではマカフリー、ハーグレイブ、そしておそらくサミュエルも欠くことになる。キトルとパーディーの状況については試合当日まで見ていく必要がありそうだ。

【RA】