レイブンズがベテランDEエンガーコエと練習生として契約
2024年09月25日(水) 09:10ボルティモア・レイブンズがパスラッシュ強化のため、なじみのある選手を呼び戻している。
NFLのトランザクションワイヤによると、レイブンズがディフェンシブエンド(DE)ヤニック・エンガーコエと練習生として契約したとのこと。
第一報を伝えたのは『ESPN』だ。
オフシーズンを通してフリーエージェント(FA)市場で停滞していた29歳のエンガーコエは、2024年シーズンの3週目まで契約がない状態だった。キャリア9年目のエンガーコエは2023年シーズンにシカゴ・ベアーズで13試合に出場し、サック4回、タックルフォーロス6回、クオーターバック(QB)ヒット7回を記録している。
これはエンガーコエにとって、この5年で6回目のチーム変更となる。ベテランのエンガーコエは2019年以降、ジャクソンビル・ジャガーズ、ミネソタ・バイキングス、レイブンズ、ラスベガス・レイダース、インディアナポリス・コルツ、ベアーズに所属し、再びボルティモアに戻ってきた。エンガーコエが前回レイブンズに在籍していたのは2020年シーズンで、当時はシーズン途中に行われたトレードでバイキングスから移籍し、ジョン・ハーボーHC(ヘッドコーチ)の下で9試合に出場してサック3回をマークしている。
エンガーコエはサック率で17位、1試合あたりの被パスヤード(291.7ヤード)で32位に沈んでいる2024年のレイブンズ守備陣に、活力を与えることを目指すだろう。
今年5月に、リーグ屈指のパスラッシャーとしての地位を“再確立”したいと望んでおり、“完璧な機会”が訪れるのを待つと語っていたエンガーコエは、ボルティモアでその機会を見つけたようだ。
1勝2敗のレイブンズが現地9月29日(日)【日本時間30日(月)】に3勝0敗のバッファロー・ビルズを迎え撃つサンデーナイトフットボールに、エンガーコエが出場するかどうかが注目されるだろう。
【RA】