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ランボー・フィールドで得点したら観客席に「飛び込む」とバイキングスRBジョーンズ

2024年09月26日(木) 15:44


ミネソタ・バイキングスのアーロン・ジョーンズ【NFL】

ランボー・フィールドで最後の試合に出場してから約7カ月が経過した今、ランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズが新しいユニフォームを身にまとって戻ってくる。

どのユニフォームを身につけていようと、ジョーンズは得点を決めたらランボー・フィールドの観客席に再び飛び込むつもりのようだ。

つまり、ミネソタ・バイキングスが敵地でグリーンベイ・パッカーズに挑む現地29日(日)に、ジョーンズはタッチダウンを決めた際に観客席に飛び込む“ランボーリープ”を披露する計画を立てている。

ジョーンズは水曜日に「間違いなく飛び込むつもりだ」と語った。

パッカーズのジャージーを身にまとって63回のタッチダウンを記録してきたジョーンズは、そうした状況を思い描いてきたと認めている。

「もちろんだ。エンドゾーンのことを考えていなかったら、間違ったことを考えているってことだ」とジョーンズはコメントした。

しかし、オフシーズンにフリーエージェント(FA)としてバイキングスと契約したジョーンズが、パッカーズファンからどのように受け入れられるか、そして、スタンドに飛び込む際に注意を払われるかどうかは分からない。ジョーンズはそれについても考慮している。

29歳のジョーンズは「どっちのエンドゾーンで得点するかにもよる」と話し、「でも、どっちのエンドゾーンもそんなに高くない。そこそこ高い位置にあるけど、まだ届く範囲だ。だから、どっちでもいい。できれば、どちらかにバイキングスファンがいて、そこに向かってジャンプできたらいいなと思っている。でも、2つのジャージーに挟まれて、かなりクールなショットになると思うよ」と続けた。

ジョーンズが最後にパッカーズの一員としてランボー・フィールドでプレーしたのは、昨シーズン第18週に勝利したシカゴ・ベアーズ戦だ。その後もプレーオフで2試合に出場したが、いずれも敵地で実施された試合だった。

実のところ、ジョーンズはしばらくの間、ランボーリープを披露する理由を見つけられずにいた。パッカーズで最後にタッチダウンを決めたのは昨シーズン第9週に20対3で勝利したロサンゼルス・ラムズ戦で、その後は由緒あるフィールドでタッチダウンを決められていない。そのため、ジョーンズがランボー・フィールドに戻ってくることへの期待が一層高まっている。

パッカーズから2017年NFLドラフトの5巡目で指名されたジョーンズは、そこで過ごした7シーズンで5,940ランヤード、タッチダウンラン45回を記録し、4回のプレーオフ進出と3回のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区制覇を経験した。

ジョーンズはこれまでに被ランヤードで10位につけているパッカーズ守備陣に挑む。また、ジョーンズはパッカーズ攻撃陣をラッシングでNFLトップに導いているベテランRBジョシュ・ジェイコブスと張り合うことにもなる。

今季の3試合を通して、ジョーンズはキャリー42回で228ヤード(キャリー平均5.4ヤード)、タッチダウンラン1回を記録してきた。

一方のジェイコブスは、キャリー62回で278ヤード(キャリー平均4.5ヤード)を記録しているが、まだタッチダウンを決めていないため、初めてランボーリープを披露することを目指しているかもしれない。

ジョーンズの方がその喜びのジャンプに慣れ親しんでいるのは明らかだ。パッカーズで歴代3位のランヤードを稼いだジョーンズは今、バイキングスの一員としてランボー・フィールドという神聖な地に足を踏み入れようとしている。

「戻るのが本当に楽しみだ。すべてはあそこから始まったからね」と語ったジョーンズは「感謝の瞬間だし、一周回って元に戻る瞬間になる」と続けた。

【RA】